(学校で教えてくれない経済学)
5月の米ISM非製造業景況感指数が50.3へ鈍化した。仕入れ価格指数が低下した。NY株は自律反落したと6日ロイター電は伝えた。5日、ブルームバーグ電子版は「①中国軍の攻撃性が高まっている。中国海軍は台湾海峡で米艦艇を追跡した、②サウジの原油減産発表への期待が消え、上昇した原油相場は反落した、③世界的な株高が小休止しアジア株も停滞した、④米国とインドと防衛協力強化を確認した。」と伝えた。
5日、NY市場でダウは33,562ドル、199ドル、0.59%安、S&P500は4,273と8ポイント、0.20%安、ナスダックは13,229と11ポイント、0.09%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは14.73と0.89%上昇した。米10年債利回りとは3.693%と0.05%低下した。NY外為市場では1ドル=139.58円、0.28%安、1ユーロ=149.52円、0.24%安、1英ポンド=173.53 円、0.39%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル71.78ドル、0.06%高、北海ブレント、同76.36ドル、0.30%高で取引された。NY金はオンス1,977.60ドル、0.41%高、ビットコインは2万5,610ドル、5.62%安で取引された。
6日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英大衆誌による電話盗聴を訴えた裁判で証言を予定していた英ヘンリー王子が出廷しなかった。異例だ。②ウクライナの東部と西部で戦闘が激しさを増してきた。ウクライナの反転攻勢の「始まり」がはじまったとの見方が出ている。一方プーチン露大統領は領土返還の意志は全くない。③食品添加物による健康被害を国民の声を集めた報告書保健省が発表した。」と伝えた。ドイツZDFは「①ロシア政府はウクライナ兵を900人殺害したと発表した。ウクライナの反転攻勢の始まりの観測が出ている。②特に介護での専門職不足でブラジルを訪問中のハイル労働相、ベアトリック外相は「ブラジル人の積極的受け入れを発表した」と伝えた。フランスF2は「①フランス北部が深刻な水不足に遭遇している。220日間雨が全く降らないため地下水に水がたまらない。②ウクライナの反転攻勢の報道でロシア市民はパニックになっている。③米国で採用予定が全くない企業による偽の求人広告が企業評価維持のために増えている。」と伝えた。
シンガポールCNAは「①インドのシン国防相はオースチン米国防長官を友だちと呼び米国との間で新たな防衛関係の計画を確認した。インドは中国に新たにメッセージを送った。」と伝えた。韓国KBSは「①補助金を不当に受け取っていた関係団体を摘発するとユン政権が発表した、②韓国人は5日1回ラーメンを食べるラーメン好きだ。そのラーメンが5月昨年比13%値上りした。③韓国の半導体生産に陰りが出て来た。一方半導体最大手のサムスン電子の株は値上りしている。」と伝えた。ロイター電子版は「Super30のアナンド・クスマンド塾長は合格率1%の難関、インドのトップリーダーを輩出しているインド工科大学(IIT)に毎年30人合格させている。「日本ほど恵まれた国はない。日本こそ世界に貢献して欲しいとエールを送った」と伝えた。恵まれすぎているが故に勉強しなくなった日本人。「失われた30年」を嘆くばかりでは始まらないではないか。(了)