ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY株は様子見、カナダ中銀が利上げ再開で6月、7月の米FRBの対応注目、一方、中国の5月貿易統計で輸出・輸入共に減少した、中国経済の回復遅れをシグナルとシンガポールCNA(学校で教えてくれない経済学)

2023-06-08 12:46:32 | 経済学
「米FOMCを15日に控えてNY市場ダウ小幅高、S&P500、ナスダック小幅安で取引を終えた。カナダ中銀が政策金利上げを再開した。過熱景気鎮静化を図る。つれて米債券が売られ利回りが上昇した。」とブルームバーグが伝えた。「①5月の中国貿易統計が輸出入ともに前年対比減少した。中国の5月の石炭輸入が減少した。鉄鋼需要減少が響いた。中国国内の不動産、建設需要落ち込みを反映した。中国経済回復が遅れている。②ウクライナ南部ダム破壊により少なくとも1万7,000人が避難を余儀なくされる洪水被害が出ている。」と7日、ロイター電子版が伝えた。NYタイムズは「カナダの山林火災の影響でNY空港が深刻な視界不良状態に直面している。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「EU気象情報機関の月報で「5月の南極の氷の面積が1979~2023年の平均値と比べて17%減少した。赤道付近のエルニーニョ現象は12月~来年1月にピークに達するまで気温上昇が続くと見られる。」と発表した。

7日、NY市場でダウは33,665ドル、91ドル、0.27%高、S&P500は4,267と16ポインント、0.38%安、ナスダックは13,104と171ポイント、1.29%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは13.94と0.14%減少した。米10年債利回りは3.795%と2.57%増加した。NY外為市場で1ドル=140.15円、0.36%高、1ユーロ=149.92円、0.43%高、1英ポンド=174.32円、0.48%高と対主要通貨で円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル72.55ドル、1.13%高、北海ブレント、同76.90ドル、0.80%高で取引された。NY金はオンス1,956.40ドル、1.27%安、ビットコインは2万6,366ドル、3.16%安で取引された。

8日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ウクライナのダムは異界で洪水となり、水が人の頭の高さまで押し寄せた。2日目に入り水かさの増加はやや落ち着いてきた。水害の影響が出ている。外国で訓練を受けたウクライナ軍6万人は要塞を張り巡らせたロシア軍に進軍を阻まれている。この先数か月で犠牲者の数は増えると見られる。
ウクライナのダム決壊の被害が拡大している。ドニエプル川の東部では数十万が飲料
水が手に入らない被害が出てきている。水位は低下し始めた。」と伝えた。フランスF2は「ウクライナヘルソン州でダム破壊による水害被害が出ている。一方、ロシア軍が敷設した地雷が足かせとなっている。」と伝えた。

シンガポールCNAは「①エアインディアの航空機がロシアに緊急着陸した。乗客216人,乗員16人が乗っていた。小さな町の為小学校で宿にしている。アメリカ人乗客にロシアのが対応を注目している。② 中国の5月の貿易統計が発表された。輸出が前月比7.5%減(4月:8.5%減)と減少が続いている。米国向けは18%減少した。輸入は4.5%減少した(4月。;7.9%減)。韓国からの5月の中国向け輸出は前年比20.8%減少した。5月の中国の石炭輸入が減少した。5月の石炭在庫が前年比24%増加した。」と伝えた。前李克強首相は「中国経済について私は電力消費と貿易統計だけを毎月見ている」と明言を残した。(了)

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クローン病に対する考え方

2023-06-08 08:04:04 | 診断即治療と虹彩学
第四生泉水穴へのお灸もしましたが‥‥


クローン病は、消化管の炎症性腸疾患の一種です。
それは免疫系の異常によって引き起こされるとも言われますが、
① 遺伝的な要因が関与するという説
② 結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染症説
③ 食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に異常な反応を引き起こすという説
④ 腸管の微小な血管の血流障害説

などが報告されています。
しかし、いずれもはっきりと証明されたものはありません。 

現代医学で「これだ!」という原因が見つからないを東洋医学は得意とするのですが、その治療は慎重にしなければなりません。
理由は、「肩が凝るから肩に鍼をする」とか、「腰が痛いから腰に鍼をする」というやり方だと、腹部に鍼をしてしまいそうで、症状を悪化させてしまう可能性があるからです。

私も駆け出しの頃(40年前)、胃潰瘍の患者さんの腹部を手技で解して、後日「悪化した」と言われた事があります。
ですから、その時から、出血性疾患や炎症性疾患の場合は、できるだけ患部、或いは患部に近い部位には刺激を与えないようにしています。

つまり「遠隔治療」を心掛けているのです。
ですから、この患者さんの場合も、診断の目的で腹部に軽く手を当てる程度にしました。

しかし、鍼灸治療は、遠隔治療で成果を上げる方法がいくつもあります。
それは、伝統的な方法もありますが、病理から考え出す場合もあります。
たとえば、クローン病の場合だと、

① 小腸や大腸に炎症が起こっている
② 消化器系に炎症が起こるのは肝と関係する場合も多い
③ 炎症が起こるというのは粘膜での血液循環が悪い
④ 血液循環が悪いのは血液が汚れていると考える
⑤ 血液が汚れるのは腎と関係している場合が多い
等々と考えていきます。

ですから治療としては、肝、腎、腸、が狙い目になるわけです。
それらを整えると「免疫系の治療」にもなるので、そこに食事療法を加えると治ると考えるわけです。

ここで一番難しいのが「食事」です。
食事療法のことを言うと、ネットで検索した栄養学を持ち出してきて反論する人もいますが多分、それでは治せません。

治し方は6月25日(日)の臨床実践塾でお話します。
そのときは、これまで治療してきたクローン病の例を含めてお話します。


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