七星鍼法には得意とする取穴や刺鍼法がたくさんあります。
その一つに「生理痛の治療」があります。
先日、いつも元気で明るい女性が、浮かぬ顔をして、
「先生、生理痛でお腹が痛いんです」と言っておりました。
「生理痛ですか？それ得意ですよ。すぐに終わまりますからね」と言い、最初に生理痛の鍼をした。
そして、話をしながら経絡治療に入ろうとしたのですが、その方がこう言いました。
「先生、生理痛ってすぐ治まるんですか？」と。
そして私はこう答えました。
「すぐ治まりますよ。もうすぐ治まると思います」と。
すると、
「もう治まっています。ほんとですかァー？」
私は、こう答えました。
「治まりましたー？早いでしょう。生理痛は得意なんです」と。
1～2分のことです。
病院に行く時間よりも早く治すことが出来るんです。（^_^;）
生理痛は、月経の時期に女性が経験する痛みのことで、多くの女性が生理痛を経験するので、一般的な症状に分類されています。
生理痛の原因は、子宮内膜が剥がれる際に起こる子宮の収縮です。
子宮の収縮によって、子宮の血管が圧迫されることで酸素と栄養が不足し、痛みが生じます。
また、子宮内膜から出るプロスタグランジンと呼ばれる物質も痛みを引き起こす可能性があります。
生理痛は、
- 下腹部の鈍痛や痙攣のような痛み
- 腰痛や腹痛
- 頭痛や吐き気
- 下痢や便秘
- 疲労感やイライラ感
などのような症状が伴うことがあると言われます。
生理痛の程度は、女性によって異なりますが、軽度の場合は、日常生活に支障をきたさない程度の痛みですが、中等度から重度の場合は、痛みが強くなり、日常活動に影響を与えることもあります。
当院に来た「最悪の状態」と思われた方は、一人では歩くこともできず、脂汗を流し、友達に支えられてやって来ました。
それを1～2分で治めたものですから、ちょっと噂になったこともありますが、ここしばらく「生理痛」で来る方はいませんでした。
理由は、当院に来る患者さんの平均年齢が上がったからです。（^o^）
この方の症状を録画で撮ってあったのですが、お店をしている方なので、営業に差し障りがあったらいけないので、動画を載せないことにしました。
