ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

薬メーカー・ファイザー悪役、NYダウ133ドル安ー学校で教えてくれない経済学

2005-10-21 08:26:06 | 経済学
10月20日のNYダウは、薬品売り上げ世界ナンバーワンのPfizer株の7%値下がりが先導して、133ドル安と大幅値下がりした。ハイテク株のeBay社の業績悪化懸念で5%値下がりしたこともNYダウ下げに追い討ちをかけた。

全般根強いインフレ懸念があること。米利上げ継続期待から住宅ローン金利が年6%台へ乗せたこと。米消費者信頼感指数がいまひとつ元気がないこと。ここへ来て住宅関連銘柄が売られてきていることに見られるように、米景気を牽引してきた住宅ブームの先行き不安が出てきたこともNYダウの上値を重たくしているようだ。

三日天下ということばはある。しかし、一晩寝ている間に、123ドル上げたNYダウは目が覚めたら133ドル下げた。だから日本人に株式投資は敬遠されるのかもしれない。

ところでファイザー社は、2005年7~9月の純利益が前年比52%、33億ドルから16億ドルへ減少したと発表した。パテント損失、心臓病への副作用懸念が出た痛み止め薬Cox-2やバイアグラの売り上げ減など稼ぎ頭の落ち込みが響いて、売り上げが全体で5%、減ったことに利益減以上に投資家はマイナスに反応したとWSJ紙電子版は紹介している。

ファイザー社は、2006年、2007年についても当初の業績見通しを下方修正した。
自動車といえばGM(ゼネラルモーターズ)、薬といえばPfizer(ファイザー)である。アメリカを象徴する世界に冠たる企業に次々とマイナス決算を発表されると、実態以上に投資家に失望感を与えるのであろう。

一方、10月20日のNY原油12月先物(WTI)相場は、一時バレル2ドル以上下げ、バレル59.90ドルを記録した。ハリケーンWilmaの勢力が衰えたことと米国の石油ガソリン在庫が増加したことを材料にして値を下げた。NYダウは原油安を無視した。

今年に入り、原油が上げてNYダウは下げ、原油が下げてNYダウは上げてきた。ところが最近は原油が下げてNYダウが下げるようになった。原油相場が下げてダウ採用銘柄のエクソン株が下げたこともNYダウ下げに貢献している。

昨日、中国の2005年7~9月のGDPが前年比9.4%増加したと中国政府は発表した。05年10~12月と2006年は8%台への減速を予測しているが果たしてどうか。

明日から日本シリーズが始まる。プロ野球ファンの一人として楽しみだ。大地震さえ起こらなければ日本という国は本当に平和な国なのかもしれない。(了)

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都会のオアシス:神戸『相楽園』-スケッチ&コメント

2005-10-20 17:05:16 | スケッチ
JR神戸線・阪神それぞれ元町駅下車、北に向かって緩やかに続く坂道を約10分ほど歩くと左正面に大きな門が見える。そこが相楽園である。中国の古書にある『和悦相楽』から『相楽園』と名づけられたそうだ。

10月20日から毎年恒例の菊花展が始まった。10月22日からは、第40回神戸市老人美術展も開かれる予定である。街中の喧騒から徒歩わずか十数分のところに閑静な本格的日本庭園を鑑賞できるから文字通り都会のオアシスとして神戸市民のみならず多くの観光客にも人気が高いようだ。

もともと相楽園は、第11代神戸市長、小寺謙吉氏の邸宅で、『小寺邸』、または「蘇鉄園」とも呼び親しまれていたという。昭和16(1941)年、神戸市が小寺氏から買収、一般公開されることになった。昭和20(1945)年、神戸大空襲で消失、厩舎(うまや)、門、周囲の塀のみ残ったが、その後修復され現在に至っている。

池越しに松の木を介して、茶室がのぞいていたところをスケッチした。遠景には兵庫県公社の建物が見える。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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玄米天津飯

2005-10-20 14:09:10 | 情報や案内及び雑談



蓬莱閣へ行ったら、昼の定食が天津飯でしたので、無理を言って、玄米で天津飯を作ってもらった。(o^v^o)

 
クリックで地図


蓬莱閣が玄米を出すようになってから、家では玄米を炊く回数がめっきり減った。

玄米は、昔から玄米食に力を入れているお米屋さんの「藤井米穀さん」だから安心。

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バーゲンハンター、NYダウ128ドル上げるー学校で教えてくれない経済学

2005-10-20 09:33:55 | 経済学
10月19日、NYダウは、取引開始後インテル決算を嫌気して売りではじまった。ところが、米国石油在庫が予想以上増えたことを材料に原油相場(WTI)が一時バレル61.31ドルまで下げたこと、米連銀発行の米地区別経済動向をまとめたベージュブックがインフレ懸念に言及していないことを材料に、一転してバーゲンハンター(押し目買い)がはいったとWSJ紙電子版は報じている。

結局NYダウは128ドル高、ナスダック指数も38ドル高とそれぞれ前日比1.25%、1.71%高の大幅高で取引を終えた。ここ2週間NYダウは冴えない展開が続いていた。何かのきっかけを探していたところへ、原油安とベージュブックの二つの材料に飛びついたのかもしれない。流れ(Momentum)が変ったのかの見極めはまだむつかしそうだ。

米エネルギー情報局は、10月14日締めの米国の原油在庫が560万バレル増加したと発表した。原油アナリストは150万バレル増と予測していた。予想が大きく外れた(サプライズ)に反応するところが相場の相場たるゆえんでもあろう。

ただ、ガソリン、ディーゼル油を含めた石油製品在庫は昨年同時期より減り方は少ないものの190万バレル減少したと発表した。これから冬場を迎えるから、在庫が増えてもおかしくない。その在庫が減っても、在庫の減り方が少ないといっては、それを売り材料に平気で使う。油断もスキもならないのが相場(狩猟民族)の世界である。

原油高がこのまま続けば世界景気回復に水を差すと先に来日した米FRBグリーンスパン議長も指摘した。その一方で、現在の60ドル台の原油相場は、1980年の37ドル(インフレ換算75ドル)と比べればまだ割安だから世界経済に当時ほどの深刻な影響を与えないだろうとも指摘した。グリーンスパン一流の言い回しが今回の講演にもよく出ていた。

Bargain-Hunters Step In.(バーゲン・ハンター踏み込む)。WSJ紙電子版(10月19日)の見出しである。

「猟師は風を読む。」「漁師は潮を見る」と相場の世界ではよく言う。

NYダウは128ドル上げ10,414ドルへバーの高さを引き上げた。一方、原油相場(WTI)は62ドルまで値下がりした。ハンターはNYダウを底と読み、原油相場を天井と読んだのであろうか。風向きは変わったのか。潮の目は変わったのか。

切れば血の出る世界に縁遠くなった日本人には体感し難い世界かもしれない。(了)

江嵜企画代表・Ken

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会員権600万がん検診、東大病院に申し込み100件 (読売新聞)

2005-10-19 16:02:37 | 情報や案内及び雑談
会員権600万がん検診、東大病院に申し込み100件 (読売新聞) - goo ニュース


Web上の記事は時間とともに消えますので、全文をコピーして貼り付けておきました。


会員権600万がん検診、東大病院に申し込み100件
2005年10月19日 (水) 14:37


 600万円の会員権を買うと、東大病院(東京都文京区)でがん検診を受けられるサービスに、6月の募集開始からこれまでに100件余の申し込みがあった。
 同病院が民間企業と提携し、最先端の診断装置による検診を11か月に1回、提供する試み。国立大の法人化を契機に民間企業とのタイアップは進んでいるが、公共性の高い国立大病院での事業としては異例の〈高額商品〉の登場だ。専門家からは「しっかりした理念と情報公開が必要」といった注文の声もある。検診は来秋、スタートする。

 この「会員制がん検診サービス」で、東大病院は、会員制リゾートクラブなどを展開するリゾートトラスト(本社・名古屋市)の100%子会社と提携。同社が会員権を販売し、東大病院の医師らが検診を担当する。来年10月、同病院内に完成する「22世紀医療センター」の中に会員専用の検診スペースが設けられる。

 検査項目は、がんのほか心臓や脳神経など。小さながんも発見できるとされる「PET(陽電子放射断層撮影)/CT(コンピューター断層撮影法)」など最新機器類を同社が東大病院に設置し、一部は寄付される。

 医療保険は適用されない自由診療で、費用は15年間(検診16回分)の会員権が600万円、さらに25万円の年会費がかかる。現時点で法人・個人合わせて100件余の申し込みがあり、同社はスタートまでに3500人の会員確保を目指す。

 国内で年間約30万人ががんで死亡する中、多くの医療機関ががん検診事業を展開している。費用については、PET/CTを使う検診でも、国立がんセンターのがん予防・検診研究センターで1回20万円前後。これに比べて、東大病院(1回分約61万円)の高値感が目立つが、同社は「機器の精度だけでなく、検診当日に東大の医師が結果を説明するなど、きめ細かいサービスが特徴」と強調。

 東大病院の大友邦・放射線科教授は「一部の裕福な人に特定のサービスを提供することへの批判は覚悟している」としながらも、「得られたデータはがん予防研究に役立てるし、提携会社からは一般患者用の機器の寄付もある。この事業によって困る人はおらず、目指す医療や研究の実現のためには、自分たちで経済基盤を確立することも必要だ」と説明する。


これはおかしいと思いませんか。
お金のない人は、いい医療(かどうかはわかりませんが)受けられないというイメージを与えています。
どう思われますか?



虹彩占いの器械の広告に使われている虹彩分析図は、著作権者に無断で使用されたものです。

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アンスリウム

2005-10-19 15:50:41 | 情報や案内及び雑談


休憩がてら飾ってある花を撮ってみた。

花の名前を聞いた時、「アン・スリム」と聞こえた。(爆笑)

バックを渦にして眺めていたら、目が回りそうになった。

中年太りやスリム・コンプレックスがある人にはいいかも知れない。・・・私

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『逆王手』-スケッチ&コメント

2005-10-19 13:47:18 | スケッチ
『逆王手』というスポーツ紙の見出しが目に飛び込んできた。

プロ野球パシフィツクリーグのプレーオフ第4戦で後がない、つまり将棋で言う、王手をかけられていたソフトバンクが相手のロッテに勝って2勝2敗の5分にまで戻した翌日の車内のひとこまである。

王監督率いるソフトバンクホークスは健闘むなしく第5戦を落として、バレンタイン監督率いるロッテマリーンズが、実に31年ぶりにリーグ覇者となった。

ロッテとセントラルリーグ覇者の阪神タイガースとの日本シリーズがいよいよ10月22日から始まる。

新快速電車の揺れがこのごろまた激しくなってきた。
あの尼崎での大事故を早くも忘れたのであろうか。
のど元過ぎれば熱さ忘れるというではないか。

余りにも電車が左右に激しく揺れるので、顔を紙面にくっつけるようにして新聞を握り締めている手が気のせいか大きく見えた。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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なんば道具屋筋、北野商店ースケッチ&コメント

2005-10-19 13:44:35 | スケッチ
大阪ミナミ、なんば道具屋筋を北から南へ入ったすぐ右手角のところに老舗の金物屋さんがあるがそこが北野商店である。

アポイントもなしに失礼ながら、この店の女主人の北野善子さんを訪ねた。
たまたまご当人が席をはずしておられたのをいいことにお店の中をきょろきょろしていたらふと北野商店の暖簾を見つけたのでスケッチをはじめた。

北野善子さんは森田りえ子日本画教室の当初からの生徒さんであるが、現在筆者もその末席をけがしている次第である。

北野善子さんは今年80歳を迎えた。
そこで一年発起して今年の5月個展を開かれたがそのきっかけがふるっている。

北野商店が今年、創業120年を迎えた。お店を今の場所に移してから50年目にあたる。目の中にも入れても痛くないほどかわいがっておられる男のお孫さんが20歳を迎えられた。

20,50、80,120と見事に並んだところで北野さんはなにか不思議なご縁を感じたと個展開催を決断したいきさつを先日しみじみと筆者の私に語って下さった。

スケッチを描き終わってもう一度暖簾を見た。お店のことなら私に何でも聞いてと言っているように思えて、なんだか胸がジーンとしてきたから不思議である。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
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インフレ懸念、エクソン株下げ、NYダウ下げるー学校で教えてくれない経済学

2005-10-19 09:25:41 | 経済学
10月18日、NYダウは、米製造業価格指数の上昇と石油メーカーExxon株安が悪役を演じて前日比62ドル値下がりした。

米労働省は9月の生産者物価指数が、1,9%増加、エネルギー・食料を除いたコア指数でも0.3%上昇したと発表した。市場の事前予想のそれぞれ1.4%増、0.2%増を上回ったことを嫌気したようだ。

サンフランシスコ連銀、Janet Yellen総裁が、インフレ懸念から米FRBの更なる利上げの必要性を強調し、2006年にかけて現在のFFレート(短期目標金利)3.75%から5.5%まで引き上げを具体的に指摘したこともNYダウ下げに追い討ちをかけたようだ。

NY原油先物(WTI)相場が、ハリケーンWilmaがメキシコ湾油田地帯を回避するとの情報で売られ、バレル40セント下げ62.80ドルで取引された。ただ、大量の商いを伴ってExxon株が売られたが、このようなことは前例がないと首をかしげるアナリストは多いとWSJ紙電子版は紹介している。

NY外国為替市場では、ドル相場が他の主要通貨に対して堅調に推移した。対円では前日高値1ドル=115.97円からは下げたが1ドル=115.63円で取引された。対ユーロでは、前日高値1ユーロ=1.1915ドルから下げたが、1ユーロ=1.2024ドルからは上げた。

日米の金利差拡大がドル買いの流れを支え、ドル相場は特に対円で90年1月以来の高値を記録した。この日発表された、8月の海外からの対米証券投資が913億ドル買い越しとなったとの情報もドル買いの流れを後押ししたことは十分考えられる。

ところで、アメリカの中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度理事会)のグリーンスパン議長が日銀の招きで来日、講演したが、原油高騰問題が今後の世界景気にも悪影響をもたらすであろうと警告した。ただ、その一方で1980年はじめに原油相場がバレル39ドルまで急騰したが、インフレ率を勘案すれば、当時の石油の値段はバレル75ドルに相当する。当時の世界経済に与えた影響もそれだけ大きかったと発言して注目された。

米国の短期金利がYellen総裁の見方のように5.5%まで上がると見るのはやや過激としても、日本政府がゼロ金利政策を2006年末まで続けようとしているのはなぜなのか。

ゼロ金利政策の国民ひとりひとりにとっての利害得失について、政治家もマスコミも国民も他人事で済まさないで、いま少しまじめに取り上げて欲しい。(了)

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GM株上げ、NYダウ上昇:米国経済ー学校で教えてくれない経済学

2005-10-18 09:34:34 | 経済学
10月17日、NYダウは、GM株が米自動車労組との間で組合員医療保障費大幅カットと2万5千人員削減での合意の結果、同社の経営破綻が回避されるとの思惑から7%強上げたことを材料に前日比60ドル値上がりした。

現在米議会で企業破綻法の改正が進められていることも安易な企業破綻へ走る現在の傾向にブレーキをかけるとの思惑も株価下支えを助けたとする見方もある。企業破綻は当然のことながら株式相場には致命的な影響を与える。

一方、NY外国為替市場では、日米の金利差拡大を材料に、ドルが買われ、1ドル=114.93円までドルは上昇した。一部アナリストの間では、115円の壁をすんなり抜ければであるが、1ドル=118円までのドル高・円安予測さえ出てきた。

NY原油先物(WTI)相場は、メキシコ湾で発生した熱帯性低気圧がハリケーンに発達するのではないかとの思惑を材料に、バレル1.73ドル上げ、64.25ドルで取引を終了した。NYダウは原油高を無視した。

NY金先物相場は、インフレ(ドルの目減り)懸念と、インド、中国などの金需要への根強い人気を材料に、オンス4.80ドル上昇、再び476.60ドル台を回復した。

米国景気の先行きについては、米エコノミストの中では警戒的見方が多い。Business Week最新版(10月24日号)は、金利高、原油高騰が、米国景気を支えてきた米個人消費にボディーブローを既に与え始めており、特に住宅ブームに冷や水を浴びせるだろうとして米景気の先行きに警鐘を鳴らしている。

ところで日本はどうか。

日本の株価はやや方向感を失い一時の熱狂も冷めてきたようだ。政府・日銀も基本的な金融政策を変更しそうにない。日米金利差拡大が当面続くとして、日本の個人資産までが海外流失を加速化させる気配である。どこからみてもドルが買えない環境下でのドル高・円安の流れには日本のゼロ金利政策が大いにかかわっているのであろう。

日本では俗にいう団塊世代が一挙定年退職を迎える。その数700万とも800万とも言われている。無策の日本政府。ひとりひとり、ひと家族ひと家族それぞれの退職後に控えている長い老後にどのような具体的な生活設計を描いているのであろうか。

他人事では済まされまい。(了)

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