米FOMCクリア、NYダウ98ドル高、NY外為市場でドル売られ1ドル＝100.86円、NY原油、NY 共に反発

（学校で教えてくれない経済学）


22日のNY市場は米FOMC会合をクリア、安心感が広がった。欧州株高の流れを引き継ぎ、NYダウは98ドル高、18,392ドルで取引を終えた。NY外為市場はドルが売られ、1ドル＝100.86円、1ユーロ＝113.04円で取引された。NY原油はバレル46.32ドル、NY金はオンス1,340.40ドルへそれぞれ値上がりした。NHK/BS「キャッチ！世界のトップニュース」に出演したシュナイダー恵子氏は「9月26日、米大統領選挙戦ではじめてのテレビ討論会が開かれる。クリントン、トランプ両候補とも多くの問題点を抱えている。市場にとってWildCard（鬼札）になるかもしれない。」と解説していた。23日朝放送の米ABCは、白人の婦人警官が黒人男性を射殺する事件が22日発生、婦人警官が訴追されたと伝えた後、「共和党、ブッシュ氏が、クリントン氏に投票すると発言した。共和党の元大統領が投票日を後わずかに控えて、民主党大統領候補を支持することは異例だ。」と解説していた。

23日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「シリア内戦が6年経過した。今や、アフガン内戦同様、いつ終わるかわからない状況に発展している」と指摘「アサド大統領は反政府的活動はISであれ、なんであれ全てテロリストだ。アメリカはテロリストを擁護している。アメリカの言葉にはなんの信憑性もない。全てウソだ。」とAP通信社とのテレビインタビューで語る様子を映した。フランスF2は「メイ英首相が7月の組閣で自らの後継者として内相に据えたラッド氏が、欧州委員会のクルス元副委員長と共に過去にバハマに設立された法人の役員を務めていたことがパナマ文書で明らかにされメイ政権に打撃を与える可能性が出てきた。EU委員会は先にバロード元委員長が米投資会社役員就任と伝えられEUに対する信頼性が揺らいでいる。今回のクルス氏問題はEUにとっても新たなスキャンダルへ発展するかもしれない。」と伝えた。

ドイツZDFは「エジプト沖20キロの海岸で600人を乗せたボートが転覆、少なくとも43人が死亡した。エジプト政府が迅速に対応しなかったとして住民が抗議、一部が暴徒化している」と伝えた。救助されたうちの一人19歳の少年は「イタリアで生活したかった。200人乗リボートに途中上乗せした。乗組員の3人は逃げた」と話す様子を映していた。ドイツZDFはアメリカで白人の婦人警官が22日、黒人を射殺した。2日続きの事件だと伝えた。ドイツZDFは世界の珍種動物アルマジロが2600匹、ベトナム経由で中国に輸出されるところ見つかった。一匹400ドルで売られていた。動物保護関連では英BBCは英ジョージ王子がオバマ米大統領と22日会った。ジョージ王子は「私が生まれたときアフリカゾウは100万頭いた。現在30万頭に減った。息子が自分と同じ年になるころに野生の象がいなくなる恐れがある」と話す様子を映していた。象牙は中国へ高値で輸出されていると英BBCは解説していた。ロシア国営テレビはナルイシキン下院議長がプーチン大統領によりロシア対外諜報庁長官に任命されたと伝えた。韓国KBSは「朴大統領は北への援助は水面下で北の核開発を進めさせるだけだ。対話に反対する」と話したと伝えた。上海衛視は福原愛さんが夫江宏傑さんさんと台北で中国語で記者会見する様子を映していた。（了）

西宮神社例祭（本殿）(スケッチ＆コメント）

西宮神社例祭（本殿）

江嵜企画代表・Ken


秋分の日の9月22日、午前10時からの西宮神社例祭のご案内を宮司の吉井良昭様からいただきお参りした。当ブログでも以前数回紹介している。この日はたまたま本殿正面に空席が残っており厚かましくも例祭の様子をスケッチすることが出来、幸いだった。

午前9時半から地車巡行があり境内には大勢の人が地車を取り囲んでいた。例祭直会が11時半、渡御発輿祭（本殿）は所用があり失礼した。午後２時半からは渡御（西宮神社～新西宮ヨットハーバー）、午後3時半から海上渡御が予定されていたが天候不良で中止された。

10時からの例祭はドーン、ドーンという太鼓の音で始まった。宮司さん先頭に神官は本殿向かって右の館に集まる。宮司が本殿正面に進み出る。御簾が上がる。祝詞が始まる。参列者は案内の神官の相図で神官にならって拝礼、着席を繰り返す。

祝詞のあと神官が神様へ供物を運ぶ行事がはじまる。稲穂からはじまり、おそらく鯛であろう魚が見えた。野菜ではキャベツ、ニンジンが見えた。果物ではリンゴが見えた。最後はお神酒が供えられた。

お供えの儀式が終わると神官の祝詞。参列者は拝礼、着席を繰り返す。神様が飯しあがったあとのお供え物をお下げする儀式がある。そのあと、本殿左の館にこの日特別に招かれた方々が本殿に一人づつ進み出た。

この日は廣田神社宮司さんの玉ぐし奉納があった。平たく言えば、廣田神社は西宮神社の祖神様である。最後に本殿左わきの館に参列していた正装した10人ほどのご婦人の拝礼で全ての儀式が無事終了した。時計を見たら午前11時10分だった。

儀式のひとコマひとコマにいわれがあるに違いないが悲しいかな知見がない。しかし、清浄な雰囲気の中でひと時を過ごすご縁をいただき感謝している次第である。（了）

米FOMC金利据え置きでNYダウ163ドル高、ドル売られ、1ドル＝100.46円、NY原油バレル45.59ドルへ反発

（学校で教えてくれない経済学）


米FOMCは20,21両日会合を開き金利据え置きを発表した。3人のメンバーが据え置きに反対したと22日付けブルームバーグ電子版でJeannaSmialek記者が書いた。20日のNYダウは163ドル高、18,293ドルで取引を終えた。NY外為市場はドルが売られ、1ドル＝100.46円、1ユーロ＝112.38円と円高が進んだ。NY原油（WTI）は米石油在庫減を材料にバレル45.59ドルへ値上がりした。NY金も米政策金利据え置き決定を材料にオンス1,337.15ドルへ反発した。

22日WSJ紙電子版でJonHisenrath 、DavidHarrisonn 両記者は「年内利上げをまだ期待する反対意見があることが示された。FRB内部に意見の相違を調整しょうとするイエレン議長の課題も浮き彫りになった。」と書いた。日本時間22日朝放送の日経CNBCテレビはイエレン議長との質疑応答の様子を同時通訳で実況中継した。メンバーの中に金利据え置きに反対する意見があることと米大統領選挙を控えて政治的判断が働いているのではないかとの質問が目立った。イエレン議長は政治に関しては一切コメントしない立場であることを繰り返した。9月は利上げを見送ったが年内利上げがあるかについても多くの質問が出た。イエレン議長は『さらなる証拠を待つ』と言葉選びしながらも「年内利上げ」を色濃くにじませていた。

22日は日本は国民の祝祭日のためNHK/BS[ワールドニュース]は放送なし。近着9月27日付けニューズウイーク誌が「プーチンの世界戦略」を特集「中東情勢から米大統領選までプーチンは最強の独裁者だ」と指摘した。「ロシアが埋める弱腰オバマの空白」と題して「アメリカが中東からしめだされる。地政学的空白にロシアが入り込み、シリアからペルシャ湾まで勢力図を塗り替える日がくるだろう。」とジョン・ハナ（米民主主義防衛財団シニアフェロ―）が書いていた。同記事によれば①ロシアのシリア介入でアサド形勢は逆転した、②イランをロシアの抑止力の傘に使っている、③サウジアラビアと原油で協調も、④イラクもトルコも抱き込もうとしている、⑤プーチンは中東の盟主を目指していると指摘した。ロシアのリベラル系新聞ノバヤ・ガゼタの軍事専門家パベル・フェルゲンハウエルは、ロシア軍によるイランの基地使用について「問題はシリア内戦ではない。シリアは重要であるが、プーチンの狙いは、中東全域に影響力を拡大し、基地を構え、アメリカを追い出し、中東の盟主になろうとしている」と話したと書いた。

ニユーズウイーク誌は別ページで「中国が中東での存在感を狙っている。一方、サウジアラビアはアジアに関心を寄せている。サウジアラビアのアジアへの関心は中国だけでない。日本にも向いている。ムハンマド副皇太子（31）は習近平主席との会談のあと日本を訪れて安倍首相と会談した。狡猾に日本と中国を天秤にかけより良い条件をひきだそうとしているのかもしれない」とワン・チン（中国・アモイ大学非常勤研究員）が書いていた。一人でも多くの日本の若者が世界の動きに今少し関心を持ってほしいと祈る思いである。（了）

講習テキストの内容が膨れあがりました （9月25日（日）の臨床実践塾）

　クリックで2016年9月25日の　臨床実践塾案内　

9月からの臨床実践塾案内は、ホームページでの案内になり、ハガキの送付はございません。

今度の講習のテキストを作っていたのですが、「これを説明するには、この説明が必要だ」「あれを説明するには、この説明が必要だ」と関連事項が多くて、内容が膨れ上がってしまいました。（笑）

今回の講習では、第一頚椎の手技による矯正、及び鍼による矯正は必見だと思います。
何故なら、頸椎一番の矯正はかなり難しいので、頸椎一番の矯正をマスターすることができれば、首から上の病だけでなく、全身の病に対応できるからです。

と言いますのは、頭蓋JAA（持論による頭蓋骨鍼灸矯正法）を研究していた時から、頸椎一番の調整をするだけで、他の疾患が緩解されたからです。
また、年末から始めた頭蓋骨療法（現・スカルセラピー）で、頚椎一番を矯正すると、頭蓋骨まで整うのです。

ですから、この何か月かの講習内容には、「頭蓋骨を整えるための骨格矯正」が組み込まれていました。
「組み込んだ」ではなく、組み立てたら「組み込まれていた」のです。
意識して組み込んだわけではなく、頭蓋骨を矯正するための方法を探っていたら、身体のルーツみたいなのがあって、そのルーツがそのようになっていたのです。

ですから、テキストの内容も膨れ上がっていったのです。
元々は「頭蓋JAA」だけで一冊の本が書けるほどですので、そうなっても不思議ではありませんが、それにプラスしてオステオパシーの理論などが入ってきますので、「仕方がない」としか言いようがありません。

テキストの内容は膨れ上がりましたが、座学に力を入れるのではなく、実技に力を入れますので、講習の進行は早く感じると思います。

そして、

そしてこの、

この、今回の講習を受けた方は、これまでの自分の治療法に、一味違うテクニックを加えることになると思います。(^_^;)

万人向け

即効性

高確率の成果

（ノ`v`）ノ　(ノ`v`)ノ　（⌒_⌒）

米FOMC,日銀会合結果発表待ちでNY市場様子見、NYダウ、NY外為、原油ほぼ変わらず

（学校で教えてくれない経済学）


『ブドウの成熟の早期化は世界各地で報告されている。ワインメーカーにとって頭の痛い問題だ。米ワシントン州のワイン委員会によると、同州では2015年の気温上昇のせいで収穫シーズンが『歴史的な早さ』で始まったという。南オーストラリアのワインの生産地バロッサバレーとエデンバレーでは赤ワイン用品種「シラーズ」の成熟期間が1998年には47日間だった。2013年には24日に縮まった。農園で収穫したブドウ全てを同時に発酵させる設備のあるワイナリーはほとんどない。摘果の時期がばらつきブドウが一斉に熟することがなかった。剪定時期を遅らせて収穫を遅らせる動きも出てきている。土壌の温度を低く保つためにブドウの木の下に藁をしきつめているところもある。しかし、収穫時期が元に戻る兆しはほとんどない』と20日付けWSJ紙電子版でMikeCherney記者が書いていた。

21日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「メイ首相は国連で演説し、EU離脱後もイギリスの世界で果たす役割は全く変わりないと話した。メイ首相は10ケ国余りの各国の首脳と会談した。メイ首相は地球温暖化対策については年末までにパリ協定批准を進めると語った。」と伝えた。英BBCは7万8,000人分の食糧、毛布などシリア人道支援物資を乗せた31台のトラックが空からの攻撃で爆破された。パン国連事務総長は戦争犯罪だとシリア政府とロシアを激しく非難した。シリアもロシアも関与を否定している。アメリカなどによるシリア軍および関連施設誤爆が影響している。」と伝えた。ドイツZDFはベルリン市議会選挙でメルケル首相率いるCDUが敗北したことでメルケル首相が「誤りがあった」と認めたが、CDU党内で「それだけでは十分でない。移民に上限を設けることを認めていない。」と異論が出ていると伝えた。豪ABCは国連で難民と移民のための緊急会合が各国首脳の間で進められていると伝え「世界には2,100万人の難民の870万はシリア、ソマリア、アフガニスタンからの難民だ。3地域の問題が解決できれば難民問題の半分が解決できると国連関係者は語った」と伝えた。

ロシア国営テレビは冒頭にプーチン大統領がカラシニコフ銃製造工場を訪れ「制裁が開始された2014年から売り上げが3倍に増えた。さらに30億ルーブルの投資を増やすことを決めたと聞いた。」と幹部従業員を前にして笑顔で話す様子を映したあとで「シリア停戦は終わっていない。ラブロフ外相とケリー国務長官との対話が続く」と解説していた。香港TVBは「北朝鮮中長距離弾道ミサイル発射は国連憲章を無視した行為であるとパン国連事務総長は演説した。」と伝えた。韓国KBSは「オバマ米大統領は国連で最後となる演説を行い、核拡散防止条約の締結に各国が取り組むべきだ。」と強調したと伝えた。中国CCTVは北と貿易する「丹東鴻祥実業発展公司」を摘発した」と伝えた。

20日のNY市場では米FOMC,日銀の政策決定会合待ちで様子見、NYダウは9ドル高、18,129ドルで取引を終えた。NY外為市場では1ドル＝101,71円、1ユーロ＝113.39円、NY原油（WTI）はバレル43.44ドル、NY金はオンス1，318.20ドルと小幅に上げた（了）

メルケル首相、移民政策の誤り認める、ベルリン市議選大敗で、一方、シリア停戦終了、ロシア、

シリア政府軍空爆再開で（学校で教えてくれない経済学）


NYで17日発生した爆発事故で指名手配されていたアフカーン・ラハミ容疑者（28）がニュージャージー州北部のリンデンで警察当局との銃撃戦の末に逮捕された。この事件で29人が負傷したと20日付WSJ紙電子版が伝えた。20日朝7時30分放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「ラハミ容疑者は撃たれて負傷したが意識はある。撃たれた警察官は防弾チョッキで助かった。」と伝えた。20日朝放送の英BBCは「ラハミ容疑者はニュージャージーでフライドチキン店を経営していた。国連に世界129ケ国から要人が集まってきている。厳重な警戒態勢が敷かれていたが1,000人が追加配備された。」と伝えた。20日付けのWSJ紙電子版でReidJ.Epstein記者は「米大統領選候補、トランプ氏は「今回の攻撃は極端に寛容な移民政策が原因だ。」と語った。クリントン候補はテロ対策に自信を示したと書いた。WSJ紙は19日付けの社説で「死者が出なかったのは奇跡だ。テロなき米国の日常は突然終わりを告げた」と書いた。

20日付のブルームバーグ電子版でPatrickDonahue,ArneDelfs両記者は「メルケル首相率いる与党、キリスト教民主同盟（CDU）がまたしても、地方選挙で厳しい評価を突きつけられた。18日投開票が行われたベルリン市議会選挙で、ドイツのための選択肢（AfD）が既存政党から支持者を奪う一方、CDUは同市議選で戦後最悪の結果に見舞われた。CDUは第二党に転落、連立を組む社会民主党（SpD）が勝利したが、両党合わせて議席数は1/４減り、過半数を割り込んだ。メルケル首相は「ドイツはこれを乗り越えられる」との言い回しを使わずに「この言葉は余りにも多くの意味に解釈された」と指摘、「批判的な向きにはある種『挑発』になってしまった。決してそのような意味ではなかった」と釈明、今後は使いたくない」と語った」と伝えた。ドイツZDFは「メルケル首相は2005年に何を求めていたのか戻って考えたい」と語ったと伝えた。

20日朝放送のカタール、アルジャジーラは「ロシアとシリア政府軍の空爆によってシリア停戦は終結した。人道援助物資を積んだトラック20台が炎上破壊された。」と伝えた。20日朝放送のロシア国営テレビは「ロシア下院選挙は残り0.5%を残しプーチン大統領が創設した統一ロシアが343議席、3/4を確保、プーチン大統領は勝利宣言した」と伝えた。香港TVBは「統一ロシア党が勝利した。投票率は54％だったが多くの不正が行われたとみられている」と伝えた。中国CCTVは「8日間の中ロ軍事演習が大きな成果を上げて日終了した」と伝えた。韓国KBSは「19日、韓国南東部でM4.5の地震が発生した。原発の安全状態を確認する作業が行われた」と伝えた。

19日週明けのNY市場では、20～21日開かれるFOMCの会合を控えて様子見、NYダウはほぼ横ばいの3ドル安、18,120ドルで取引を終えた。NY外為市場では米FOMCおよび日銀の会合を控えて様子見、1ドル＝101.84円、1ユーロ＝113.79円で取引された。NY原油（WTI)はバレル43.30ドル、NY金はオンス1,313.50ドル共に小幅半高で取引終了。（了）

宝塚歌劇、星組公演、北翔海莉、妃海風ファイナル舞台風景（ケッチ＆コメント）

宝塚歌劇、ファイナル舞台風景

江嵜企画代表・Ken


宝塚歌劇、星組公演、グランステージ、「桜華に舞え」、『Romance !!』の二つを、敬老の日の9月19日、久しぶりで家族と出かけ堪能した。いつもながらといえばそれまでだが、惜しむらくは、会場に、男性の姿がほとんど見られなかったことだ。

「桜華に舞えーSAMURAI The FINAL」は、幕末の釼士,桐野利秋役の北翔海莉の熱演はあったが、薩摩藩,会津藩の同士たちのやり取りが、ドラマの筋書きをあらかじめ頭に入れていないものには、まるで外国語を聞いているようでわかりづらかった。

それに引き比べ、併演の「Romane!!」は、星組総勢80名が舞台狭しと乱舞する55分間は圧巻だった。一言でいえば舞台装置が華やかなことである。照明が舞台に花を添える。さらに言えば、衣装が美しい。今回は400着もの衣装が使われたそうだ。

舞台下の生演奏も、舞台での踊りに一層の躍動感を与えている。タイミングよく見せ場を作り、さっと消える。舞台袖から新たな一群が登場しては消える。今度は舞台上から新しい一群が降りてくる。そして左右に散る。

今回はたまたま読売ファミリーの抽選で、２階席舞台正面の席が当ったことも幸いした。ペアで6,000円で観劇出来たことは大きい。生演奏の醍醐味は筆舌に尽くしがたい。一人でも多くの人、特に日本人男性に見てもらい、その素晴らしさを体感してほしい。（了）

足をくじいて歩くのが困難な方の治療法: 9月25日（日）の臨床実践塾

　機能解剖学的触診技術（下肢・体幹）・MEDICAL VIEW　より　

「足をくじいて歩くのも困難」という方が来られました。
ブースに入ると、すでに上向きに寝ていました。
ご高齢の方でしたので、ここまで来るのも大変だったと思います。
（前の治療院でしたら、駅から5分ほどあったし、7段ほどの階段もあったので、きっと来れなかった）

最初は「捻挫ですか、それは痛いので歩くのは困難ですよねー」と言いながら、足首の動きを診ようと仰臥になってもらいました。
そして膝を立ててもらい、均整法で使う「膝立て左右倒し」でテストをしようとしましたら、少し倒すと痛がって左右ともに3㎝ほどしか動かせない。
（膝の屈伸は問題なし）

そして、少し動かすと、大腿内転筋群と股関節から臀部に劇痛が走ると言います。
それですぐに普通の足関節捻挫ではないことがわかったので、そのまま伏臥になってもらいました。
それから、 生物力学療法 で内転筋を緩めて、少し動きが出たところで、仙腸関節を動かすことにしました。

そこが難しい！！！

仙腸関節と言っても、痛みの出方でわかるように、単純な解離や変位ではない。
足首の捻挫なのに、仙腸関節まで強い影響が出ているということは、靭帯のような強い連結作用のある部位に異変が起っていることが考えられる。

そこで、「仙結節靭帯」が頭に浮かんだので、仙結節靭帯を指先で解してみたら、楽になったようでしたので、目標を仙結節靭帯に目標を定めて治療することにした。
手技だけでもある程度は緩和されたのですが、完全ではないので、「大きい鍼を使ってもいいですか？」と許可を得てから巨鍼療法をしました。

※巨鍼を仙結節靭帯に刺すのではありません

さすがに巨鍼です。

見事に症状は消失しました。

と言っても、巨鍼をして様子を聞いたときは、「まだ奥のほうに残っている感じがする」と言っていたのですが、1分ほどの操体法で「ニコーッ！」と笑っていました。
痛みが消えたのです。

今度の臨床実践塾では、仙結節靭帯と脊椎（特に頸椎1番）と頭蓋骨の臨床方法を解説するので、この方の症例で「仙結節靭帯の説明」をしようと思います。
理由は、仙結節靭帯が関わる症例として、脊柱起立筋やハムストリングスとの関係が顕著に出ているからです。

第103回尚歯会会場風景（スケッチ＆コメント）

第103回尚歯会会場風景

江嵜企画代表・Ken


住吉学園主催、第103回「尚歯会」が9月17日（土）午後1時半から地元住吉小学校体育館で開かれ楽しみにして出かけた。関係者挨拶のあと住吉中学校吹奏楽団の演奏の様子をスケッチした。住吉中学校吹奏楽団は熱演だった。

楽団演奏のあと落語家の桂小枝の漫談、ベイビィ・ブーのコーラスを堪能した。所用があり第三幕、ざ・ぼんちの漫才は失礼した。

「歯」は年齢を表す。「尚歯」は敬老を表す。明治44年≪1911≫住吉村が主催、村の繁栄を支えてきた村民の長寿を祝い敬い尊ぶことを目的とし70歳以上の高齢者を住吉小学校に招待して始められた。

第二次世界大戦、阪神淡路大震災の2年を除き毎年行われて今年103回目となる。神戸市東灘区住吉地区在住の数え70歳以上に招待状が送られてくる。受け付けで招待状と引き換えに梅干し、お菓子などを袋いっぱいに入ったお土産が手渡される。

お土産だけもらって帰宅する人も結構多い。招待状を渡せば誰でもお土産をいただける。住吉小学校校門を前を南北に走る道路は例年送り迎えやお土産運搬のための車で長い列ができる。わがマンションの住民にも該当者が多い。この日はご婦人お二人とお会いすることが出来、談笑しながら帰宅出来幸いだった。

桂小枝の漫談は高齢者の集まりだからであろう脳トレクイズから始まった。下ネタも巧みに混ぜながら会場を沸かせた。5つばかりクイズが出た。そのうちから上品なものから一つ選ぶ。

「かえるの親子が５匹集まりました。大人は2匹です。子供のかえるは何匹ですか？」
「さあ、みなさん、いかがですか？簡単ですね。3匹？いえ、違います。遠くからゼロ匹の声。正解です。子供のかえるはオタマジャクシ。子供のかえるはおりません。そんな具合である。

コーラスにはゲストにベイビィ・ブーの5人が登場。約30分、ボーカル、演歌、懐かしのメロディー、童謡ありで手拍子で会場は大いに盛り上がった。恥ずかしながらベイビィ・ブーなるコーラス楽団を知らなかった。神戸を拠点に1996年スタートした。違いの分かる男のセリフで有名なネスカフェのコマーシャルソングを歌ったと紹介していた。

こちら神戸も今年は残暑なお厳しい。冷房のない体育館は暑かった。住吉小学校の子供たちがコップに水を入れ、小まめに巡回していた。（了）

米大統領選、トランプ候補、オバマ大統領は米国生まれと180度の政策転換と米ABC,原油続落で

NYダウ88ドル安（学校で教えてくれない経済学）


「米国社会のほつれ、トランプ氏勝利の糸口となるか」の見出しで、9月16日付けWSJ紙電子版でBobDavis,GaryFields両記者は「市民生活の低下がやがて政治不信を生み、ポピュリストを誕生させる」と書いた。同記事によると「1970年代半ばにゲアリー・マーティンさんがペンシルベニア州、レディングで働き始めたころ、町は炭鉱業と鉄鋼業で広く栄えていた。労組支部の集会場は製鉄所の作業員で溢れ、毎年春になれば労組主催で大規模なピクニックが開かれた。地元企業も景気がよく、町でチャリティイベントが行われれば沢山のボランティアが集まった。回りに片親の家庭は少なかった。ドラッグの過剰摂取による死亡事故もなかった」と書いていた。16日付けWSJ紙電子版でJanetAdamy,PaulOverberg両記者は「米大統領選の激戦区、遅れ目立つ所得回復」のタイトルで「米大統領選の主な激戦州は、2008年の選挙以降、全米で最も所得の伸びが低かったことが、最近の国政調査で明らかになった。WSJ紙の分析によると、米大統領選が接戦となりそうな13州の内半数以上で、2008年からの所得の増加が全米平均を下回った。平均以下の8州の内3州（ネバダ、ジョージア、アリゾナ）では同期間中の所得の伸びが全米で最低だった。米国で不均衡が広がっていることが米大統領選挙結果に大きく影響する。」と書いた。

日本時間、17日朝7時台放送の米ABCは「16日、トランプ氏は、16日のテレビインタビューで、オバマ大統領出生地疑惑発言を撤回した。トランプ氏は過去5年間一貫してオバマ氏はアメリカ生まれでないと繰り返していた。「明らかにトランプ氏のAbout-face(180度の大転換)である。」と総括していた。ここへきてトランプ氏の過激発言が影を潜めてきた。米大統領選挙では州毎で獲得代議員の数が一票でも多い候補の一人取りになる。勢い激戦区での票の獲得数に注目が集まる。一方、17日朝放送のドイツZDF、英BBC,フランスF2は揃ってスロバキアの首都、ブラチスラバで開かれた英国なき欧州連合27国による初めての首脳会議の様子を伝えた。ドイツZDFは「メルケル首相は、余りに多くの問題を抱えている。EUというプロジエクトを確立することが重要だと語った。会合の後ハンガリー、オルバン首相は分担による難民政策は断固拒否すると語った。23人の難民の割り当てを受けたラトビアでは21名が難民キャプからの移動を拒否した。ドイツ以外に行きたくないからだ」と伝えた。ロシア国営テレビは16日開かれた旧ロシア連邦CIS首脳会議でウクライナ代表は「ロシアのクリミヤ併合は受け入れられない。来年CIS会議でロシアが議長国になることに反対した。プーチン大統領はクリミアの国民投票の結果で国際法にも違反していないと答えた。」と伝えた。カタール、アルジャジーラはシリア停戦後、人道支援物資を乗せたトラックがシリア政府により足止めを食っている。戦闘が続いていると伝えた。

16日、NY市場ではNY原油（WTI）が バレル43.03ドルへ続落が響いたことに加えて、20，21日開催の米FOMC会合を控えて様子見からNYダウは88ドル安、18,123ドルで取引を終えた。欧州株安もマイナスに働いた。NY外為市場ではFOMC様子見で1ドル＝102.28円、1ユーロ＝114.07円で取引された。NY金はオンス1,305.80ドルへ続落。（了）