思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

痺れるスッペの序曲集・ショルティ、ウィーンフィル

2008-10-25 | 日記
ショルティの指揮したスッぺの序曲http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=1286879を聴き、仰天しました。

HMVの輸入盤は、3タイトル買うと値引きになるので、軽い気持ちで購入した廉価版に、ショルティの指揮したスッペの序曲が4曲収録されていたのです。

1959年にウィーンフィルと録音したものですが、凄まじいパワー、怒涛の迫力、恐るべきスピードに唖然!です。30分間が一瞬のよう。

断固として、何のためらいもなく、一気呵成に進むこのような演奏は、残念なことに今はなくなりましたが、
もう一度、理屈ぬきの快感で全身が痺れるような音楽が奏でられるような時代をつくりたいもの(笑)、そんなことを思いながら、繰り返し聴いています。

何度聴いても、充填された恐るべきパワーの炸裂に血肉が踊ります。
それにしても、とんでもないスピードで突っ走りながら、艶やかさと優美さを失わないウィーンフィルには脱帽するのみ。


武田康弘
コメント
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