思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「東大病」ー参議院へのわたしの論文

2009-07-10 | 恋知(哲学)
わたしは、明治以降の日本の歪んだ知のありようこそ、現代日本が抱える最大の問題だと見ていますが、
その客観主義的で非人間的な知とそれを支える想念を「東大病」と名づけています。
それは、各自の「主観性の知」を育てず、あらゆる事象をパターンにあてはめる形式知であり、無味乾燥な暗記競争の勝者を「優秀」だと認定するアナクロニズムであり、「私」から悦びを奪い「一般人」へと貶める『死に至る病』だと言えましょう。

昨年末に、参議院調査室から依頼された原稿には、それを主題にし、キャリアシステムを支えるこの歪んだ想念について、分明に記しました。
参議院事務局企画調整室が発行した『立法と調査』の特別号には、「キャリアシステム」に関して各界の40人の論文が載せられ、参議院のホームページで公開されています(国会議員には印刷物として配布されました)。
50音順に載っていますので、わたし・武田康弘の『キャリアシステムを支えている歪んだ想念』は、真ん中にあります。ぜひ、ご覧ください。ご意見・ご質問などをお寄せ頂ければ幸いです。

武田康弘


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