思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

20世紀には、ノーベル賞の権威を越えた哲学者がいた。アメリカ政府を打ち破ったボクサーがいた。

2016-12-15 | 恋知(哲学)

たった一人の人間が世界を変える。

それは、いつも真実だ。どのような現実も人間がつくったものは変えられる。

国家権力者や権威主義者は、巨大な組織や機構を用いて、個人を吹き飛ばそうとするが、

真に個人の名に値する人間は、いつも必ず、惰性態に過ぎぬ彼らを打ち破り、新たな世界を拓いてきた。

 

ジャン・ポール・サルトルがいた。

モハメッド・アリがいた。

日本にも、かつて親鸞がいた。

今も多くの感動的な「個人」が数知れずいる。

 

わたしたちは、縮こまっている必要はない。

誰でも皆、個人には、豊かな力、底を破る異次元の力が潜んでいる。

わたしたちは、イカレタ国家主義者やその追随者=ちゃちな人間たちに頭を下げる愚かさから解放されている。

わたしたちは、自身の内にある深々とした想念と飛翔するイマジネーションにより、既存の世界と価値意識をひょうひょうと超えていく。

わたしたちは、自身を深く愛することのできるエロースの人だ。


アリが言うように、みなが、アイ・アム・ザ・グレイテストなのだ。

ブツダがいうように、みなが、天上天下唯我独尊なのだ。

わたしを何よりも輝かす「恋知」の生をともに。


武田康弘 

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