思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

クルレンツィスを知り、「クラシックという名のイデオロギー」という言葉をつくりました。革命です。

2017-12-25 | 芸術

以下は、FBの21日から23日の記事です。

 

武田 康弘
12月21日 15:42 · 

震えた。いま、YouTubeで、クルレンツィスを検索。
 火の鳥の最後3分がアップされていて、なんという天才!と感嘆し、
その後、マーラーの交響曲3番が流れたが、
なんと!!
オーケストラ( Music Aeterna)の一員として、超がつく自由な天才ヴァイオリニストのコパチンスカヤが弾いていた!!ーコンサートマスターの隣で。...
どういうこと?
それにしても、クルレンツィスとはとんでもない天才で、震えるよりほかにない、と実感した。フーーーっ 興奮が収まらない、この人、凄すぎる。
https://www.youtube.com/watch?v=HM4q-UN0-PI

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

武田 康弘
12月22日 10:26 · 

文字通りの革命だ!
オールドクラシックファンは、ショックで死んでしまうだろう(笑)
 血沸き肉躍る。ロックコンサートのような聴衆の熱狂。でも、ロックとは比べものにならない内容の深さと大きさ。
 自由に飛翔する超がつく天才のコパチンスカヤはヴァイオリニストだが、それをオーケストラ全体でやるとこうなる、というわけ。
これは、自分を変えたくない人は聴かないほうがよい。気が狂ってしまうか、クルレンツィスを罵倒して気を収めるか、どちらかだ(笑)。...
このとんでもない人は、現代に直結する人類文明の発祥地=アテネ生まれでアテネ育ち、悠久の大地=ロシアで活躍するテオドール・クルレンツィス。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うひょ~~ウソでしょ------
ムジカ・エテルナが、空港の待合所で、『フィガロの結婚』序曲を演奏!!
その演奏たるや、革命的で本質的に優れたもの(たぶんモーツァルトが聞いたら大喜び~~)。
 待合所でなんで?素晴らしい!(笑)指揮は、エメリャニチェフという同伴者の若者(ピアニストでもあるとのこと) 

Пермский Моцарт в Шереметьево / Perm Mozart at the airport

Оркестр musicAeterna Пермского театра оперы и балета…

youtube.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

武田 康弘
12月23日 15:36
·


 クルレンッィス&ムジカ・エテルナによる『フィガロの結婚』が届き、3枚組を聴き終えたところ~~~

と、ちょうど今、フランス在住の友人・Kyoko Kugawa-AlbuKさんが、クルレンッィスに関する昨日のわたしの日記をシェアしてくれましたので、以下のようにコメントをいれました。

「今日、『フィガロの結婚』が届き、いま聞き終えたところ。 クルレンッィスがモーツァルトなのか!という【根源性】と【自然性】をもつ演奏で、過去の名盤が霞んでしまいます。...
定番のベーム・ウィーンフィルも、21世紀の名盤ルネ・ヤーコプスも。
クラシックという名のイデオロギーは消去されて、「生」の姿の美しさ=魅力が花咲き、もう全身が虜です。社会革命まで引き起こしそうな(笑)テオドール・クルレンッィス!!
これは、事件です。世界が変わります。」

古代アテネからの使者のようなテオドール・クルレンッィスに乾杯!ほんものど真ん中の天才に。

歌詞は明示的に分からなくてOK。猫の声がもつような含意性(表現性)の強さで、直に伝わる。 行動に駆り立てる音楽だ!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安部政権の下、ウヨクの狂気が吹き荒れています。<米軍ヘリ窓落下>「文句言うな…」

2017-12-25 | 社会批評

 

 

 「戦前思想」(靖国思想=国体主義=国家神道)をもつ安倍政権が続く中、
時代錯誤の非人間性をもつウヨク人(個人という思想を否定して国家幻想にすがる人々=首相の思想的バックボーンである麗澤大学教授・八木秀次が代表)が跋扈(ばっこ)する危ない日本社会ですが、

日本全体が天皇現人神宗教だった戦前と異なり、今の右派(安倍政権が象徴する)は、天皇陛下万歳!(明仁天皇が忌み嫌う思想)と並び、米軍を絶対=神とする異常な思想をもちます。それは、以下の「毎日新聞」の記事によく現れています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

<米軍ヘリ窓落下>「文句言うな…」被害小学校に続く中傷

12/25(月) 8:00配信

以下は、「毎日新聞」より

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接する市立普天間第二小学校への米軍ヘリの窓落下事故で、同校などに「学校を後から建てたくせに文句を言うな」といった抗議電話が続いている。第二小の歴史を踏まえ、差別意識ものぞく抗議の背景を考えた。【遠藤孝康、中村かさね】

【写真で見る・米軍ヘリから落下物】普天間飛行場から飛び立つ米軍ヘリ

 第二小は1969年、児童の増えた普天間小から分かれて開校した。飛行場は市域の4分の1を占め、市は「他に場所がなかった」と説明する。そもそも飛行場は沖縄戦のさなか、米軍が住民を収容所に拘束しつつ造ったもの。以前は役場や学校、多数の集落があった。終戦後、住民は周辺に住まざるを得なかった。

 米海兵隊は50年代に本土から沖縄に移転を始めたが、当初、飛行場は静かだった。60年代に飛行場で働いた崎浜秀松さん(81)は、「ベトナム戦争(73年和平協定調印)中はがら空きだった」と証言する。その後、様相は一変する。

 沖縄国際大の野添文彬准教授(日本外交史)によると、70年代後半、普天間には米軍岩国基地(山口県)などから新たに海兵隊部隊が移転し、軍用機が激しく飛び交うようになった。野添氏は「本土の基地縮小の結果、沖縄への米軍の集中や普天間の機能強化が進んだ」と話す。

 市は80年代、第二小PTAの移転要望を受け、約30億円の用地取得費補助などを政府に求めたが、実現しなかった。元PTA会長の藤井登良徳(とらのり)さん(68)は「政府は現状を全く分かってくれなかった」と振り返る。

 学校側への抗議電話は30件を超え、「やらせだ」など根拠のない誹謗(ひぼう)中傷も多い。翁長雄志知事は21日、「目の前で落ちたものまで『自作自演』だと来る。それ自体が今までにない社会現象だ」と語った。

 中傷の背景に何があるのか。沖縄国際大の佐藤学教授(政治学)は「基地集中を中国の脅威で正当化する誤った正義感がある。一度デマが広がると、事実を提示しても届かない」と話す。ジャーナリストの江川紹子氏も「政権に一体感を覚える人には、飛行反対は現政権にたてつく行為と映るのだろう」と指摘する。

 2013年、東京・銀座でのオスプレイ反対デモは「非国民」との罵声を浴び、昨年には沖縄県東村でヘリパッド移設に反対する住民に大阪府警の機動隊員が「土人」と言い放った。差別問題に詳しいジャーナリストの安田浩一氏は「沖縄が悪質なデマ、『沖縄ヘイト』の標的になっている。それを日本社会全体の問題として議論すべきだ」と語った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする