思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

経済界の悪は逮捕されるが、政界=安倍政権の悪は放置される。民主政(制)の遅れた国。

2018-11-20 | 社会批評

 

 日産の独裁的経営者・ゴーンによる会社の私物化と巨額脱税。丸源=銀座不動産王のやりたい放題の巨額脱税、

 安倍政権の憲法無視ー「集団的自衛権」(米軍の戦争に参加する権利)の容認と、戦前思想(国家神道)復活の政治、愛国主義を強要する学校教育への思想的介入。

 権力を握ればなんでもやるというおぞまし人間たちによる支配は、経済界側ではトップが逮捕され、その非が咎められるが、政界側では、森友8億円値引き=教育勅語に基づく戦前思想の学校への安倍夫妻の支援(夫人にも公費で複数の秘書がつき、森友の名誉校長となり、官僚たちも同行)も、特区を設けて長年の友人に獣医学部大学を新設させたハレンチな行為も見逃される始末。行政権力と司法権力が独立する韓国なら首相夫妻の取り調べは免れないが、民主制度の遅れた日本では何事もなし。

 

 戦争犯罪者の孫たちによる政治権力の私物化、民主国家では許されない戦前思想に基づく政治(自民党閣僚の皆がウヨク団体「日本会議」のメンバー)は、根本的にアウトなはずだが、それを批判できないマスコミと国民であれば、民主政治は元から崩れてしまう。世界中の国を見てきた元ニューヨークタイムズ東京支局長の言う通り、「こんな民主主義国はどこにもない」。

 安倍自民党政権を支持する人が4割もいるのは、いかに民主政治(主権在民の自治政治)が遅れた国かの証左だ。明仁さん・美智子さんも忌み嫌う天皇崇拝の戦前思想を断たないと、いつまでも「遅れた国」のままで、「人間を幸福にしない日本というシステム」が続いてしまう。膿を出さなければ、死に至る病に陥る。

 

 

安倍違憲状態インチキ首相に対する批判  チンピラ同然!  神前 格 内科クリニック院長



武田康弘

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