思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

クルレンツィス指揮 ムジカ エテルナのベートーヴェン交響曲第5番 劇的! 衝撃の「運命」に呆然!今日7回聴いた!

2020-04-08 | 芸術

 まず、白樺教育館の「恋知の会」で聴き、その後、恋知の会をしながら音量を下げて1回、終わってから連続で2回、家のキッチンで聴き、いま、居間の大きなオーディオで2回聴きました。半日で「運命」を7回聴くとは、おかしい~~(笑)
 衝撃の演奏で、これは、みなさま、ぜひ、お求めください。


 白樺教育館で4回聞いたあとに、fb「クルレンツィス愛好会」(私がつくった同好会)に出した感想を以下に貼り付けます。

 劇的だ! 始原性・根源性を強く感じる。横に流れるカラヤン流とは対極。
 実に気持ちのよい運動性と、楔を打ち込むようなベートーヴェンのイデーと精神の強靭さに圧倒されてしまう。痺れる。
 全身が浮き上がるような身体性は快感で、踊り出したくなる。
 オケの過度応答のよさはには舌を巻く。
 ピリオド楽器の音色は自然でピタリと嵌る。
 音量の自在でダイナミックな変化の面白さは無類。
 ウキウキドキドキが続き、もうやめられない~~誰か助けて~~(笑)


興奮、興奮、興奮。 細かく書いたらキリがない。
今まで聴いたことのない鋭いアタック、音色の変化、変幻自在な表現の面白さ。
全体はベートーヴェンの強靭無比な音楽イデーが横溢し、確信の強さは、なんとオットー・クレンペラーと双璧だ。
その理念は、これ以上は不可能なほど緻密な音楽と化している。
それに、個性豊かな人間たちによる超絶のオーケストラ、その上手さには舌を巻く。


武田康弘

コメント
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