思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

不良品マスクー未配布分を全て回収。厚労省職員は、自省と共に、首相の思い付き方針に振り回された「被害者」だ、と話す(東京新聞)

2020-04-25 | 社会批評

 誰でも簡単につくれる布マスクを、466億円かけて国民全員に配るという世界に例がない珍策・愚策には、批判の言葉もありませんでしたが(バカバカしい)、
 品質チェックもせずにマスクをつくり配った為、不良品の山、これを回収してまた配るので、いったいどれくらの費用がかかるのか? 開いた口がふさがらない。

 安倍政権のお粗末は、はるかに旧民主党以上で、批判を強めて、退陣してもらうより他はありません。お軽い思い付きで政治を行い、何事にも責任を取らずに、下の者が悪いとする世界最低の首相であることは、どなたもお分かりでしょう。いま、このような政権を批判するのは、国民の権利どころか義務でさえあります。

 戦中のインチキな大本営発表を増幅させたのは、マスコミ各社でしたが、今また同じ愚を犯しているようです。わたしの妻は、テレビをよく見てチェックしていますが、NHKも民放も(池上彰の番組など)、アベのマスクの問題には触れず、中国への批判ばかりとのこと。他に目を向けさせて、われわれの政府への批判をさせないという番組づくりは極めて危険です。

 こういう時だからこそ、理性道徳をもち、人間としてのプライドを持たなけければ、なにもかもお終いになります。きちんとした公共的批判のない国に未来はありません。

 以下は昨日(24日)の東京新聞朝刊です。

 

 

 

 

コメント (1)
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