思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ウイルスの側に立って考えてみると。

2020-07-21 | その他

わたしは、ウイルスの側にたって考えてみようと思います。

コロナといわれるウイルスは、どの動物にも寄生していて、人間の場合、数万種類のコロナウイルスが、兆の単位で細胞内にあるとのことです。

動物は、長い生命進化の過程で、コロナのみならず膨大な種類のウイルス(どんどん変異する)と一緒に生きているわけですが、ウイルスは、菌とは異なり、それ自体では生命活動(自己増殖)ができず、単なる物質と生命体の中間の存在だと言われます。

動物の体内に入り、細胞壁から細胞中に入ることで、増殖=寄生が始まり、共存してきたとのことです。

そうすると、ウイルス側からすれば、感染力を強めるのは利がありますが、毒性を強めるのは損です。寄生する動物が死んでしまえば、ウイルスも生命体としての活動ができなくなりますから困ります。

新型コロナも、すでに1万以上に変異しているそうですので、毒性が弱く感染力は強い、というふうに変異したものが生き残るのではないでしょうか。風邪を起こす従来のコロナウイルス程度に毒性を落としたものは、人類と共存できますから、有利です。

おかしな言い方ですが、賢いウイルスならそういう方向で変異する、というのは逆で、そのように変異したウイルスが残る、のではないでしょうか?

以上は、まったくの門外漢のわたしの勝手な空想です。失礼。


武田康弘




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