思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

予告 8月よりサルトルの実存的精神分析と倫理を学びます。白樺大学クラスと恋知の会。西欧哲学を超える可能性をもつ唯一のフィロソフィー。

2020-07-01 | 恋知(哲学)

白樺の大学クラスと恋知の会では、8月より実存的精神分析と倫理を行います。

基底となる現象学的存在論は難解ですが、それについては、進行の中でその都度分かりやすく説明します。
サルトルの存在論は、物と意識の二元論だとふつう言われている(解説書に書いてある)浅薄な理解では、サルトルの従来の哲学を超える革命性を理解→了解することはできません。

「弁証法的理性批判」の翻訳者である故 竹内芳郎氏に直接師事してきたわたしは、できるだけ明瞭・分明にサルトル哲学の根本を明らかにし、その未来性についてお話します。

へーゲルの他者承認の哲学に留まれば、思想は生きた意味を失い、講談哲学あるいは趣味の講座に堕ちるしかありません。現状の変革は、古代ギリシャの「汝自身を知れ」の20世紀版「実存的精神分析」に支えられなければ、はじまりません。

「存在と無」Ⅲ(サルトル著・ちくま学芸文庫)と「サルトル哲学序説」(竹内芳郎著・ちくま叢書)を使います。


お問い合わせは、白樺教育館(shirakaba2002@k.email.ne.jp) まで。武田康弘

※参加される予定の方は、「新サルトル講義」(澤田著)を読んでおいてください。
簡明的確で、全体像がつかめます。

 

コメント (1)
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