思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

わがポール・ルイスの新譜は、ベートーヴェンのパガテル集とエリーゼのためになど。実に美しく見事。名盤。

2022-01-04 | 芸術
 ポール・ルイスの新譜は、ベートーヴェンのパガテル集(作品33、119、126)その他、エリーゼのためになど。
 実に気分がよくなる演奏で、まことに新年にふさわしい。繊細で、外連味がなく、歪みのない美しさと愛らしさに満ち、聴く者を幸せにしてくれる。
 王子ホールでの実演を思い出すが、これはスタジオでじっくり録ったもの。録音の美しさも特筆で、ルイスの細かなタッチ、ダイナミックな打音が見事に収録されている。とてもお勧めです。名盤!





2019年10月1日 銀座王子ホールで、ルイスとわたし。
わたしが「You are BEETHOVEN!」と言ったので、ルイスは恐縮し、スタッフは笑っています。
(撮影は、百代)

この日の超絶的な「デアベッリの主題による変奏曲」は、わたしの1年前のリクエストにルイスが応えて実現しました。
わたしは、全ピアノ曲で最も敬愛する曲が、デアベッリの主題による変奏曲なのです。
 
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 パガテル集を弾くポール・ルイスの映像もぜひどうぞ。わたしは、幾度もライブで聴いていますが、ますますいい顔になっています。まさに芸術家の顔です。クリックしてください。
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