思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

徳洲会病院のホームぺージ冒頭=院長の見解=「こどもへのワクチン接種は大いに疑問」

2022-01-22 | 社会批評

以下は、徳洲会病院のホームぺージの冒頭ー院長の見解です。
昨年の11月のものです。

ワクチン対象年齢を下げる必要性は??

 新型コロナウイルスのワクチン接種の対象年齢が12歳以上に引き下げられて5ヶ月以上経ちました。政府の方針は、副反応はゼロではないが接種を推奨、日本小児科学会も、感染や重症化の予防に意義があるとの立場です。その甲斐あってか若年層への接種も進み、12〜19歳の接種率は、11月9日時点で、1回以上接種が70%を、2回接種も60%を超えました。さらに5〜11歳の約2300人を対象とした海外での治験で、成人の1/3の量で90%の有効性が得られたとして、米国の疾病対策センターは、11月2日にファイザー社製のワクチンをこの年代でも接種を推奨すると発表し、接種が始まりました。同社は、我が国でも、厚生労働省に承認を申請しました。

 米国では子供の死亡例は500を超えていますが、我が国では20歳未満の死亡例は、世界的にも極端に少なく3例です。全員が10代で9歳以下はいません。2例は基礎疾患があり、一方はワクチン接種を1回受けていました。残る1例は交通事故により死亡した人が検査で陽性を示したもので、コロナ死とするには抵抗があります。日本小児科学会によると、小児への感染源は家族などの大人が多く、入院例は4歳以下に多いので、5-11歳へのワクチンの効果はあまり期待できないかもしれません。ちなみに一昨年にはインフルエンザ脳症で8人の子供が死亡しています。子供にとっては、インフルエンザのほうが有害かもしれません。

 厚生労働省には10月15日までに、ワクチンによる死亡の疑い例は1300以上報告されていますが、圧倒的多数が「情報不足等によりワクチンと死亡の因果関係が評価できない事例」に分類され、「ワクチンとの関連が否定できない事例」は1例もありません。10代でワクチン接種後早期に死亡しているのは4例で全て男性です。1例目は精神疾患で治療を受けていたが中断中だった16歳、接種後8日目に飛び降りで自死。2例目も16歳、接種後6日目に突然心停止しいったん蘇生しましたが接種20日後に死亡。3例目は脳動静脈奇形という先天性の病気がある15歳、4日目に頭痛と嘔吐後に意識がなくなり、救急搬送されましたが脳内出血で死亡しています。4例目は、10月末に死亡した気管支喘息のある13歳、接種数時間後に自宅の浴槽で死亡し、現在も調査中です。おそらく最後の事例も「評価できない」に分類されるでしょうが、それはワクチンを接種していなくても、同頻度でこのようなことが起こると思われるからです。確かに脳動静脈奇形の破裂はいつでも起こりえるので、統計的にそのように解釈することは私でも理解できますが、ワクチンはある病気に罹っていない人に、その病気にならないように予防するもので、通常の医療より遥かに高い安全性が求められます。自衛隊員への調査で、接種後に血圧が180以上になることは珍しくないことが判明しており、この例でもそれが脳動静脈奇形から出血の引き金になった可能性があります。問診で病気のことを相談している遺族はやりきれないのでしょう。搬送先が見つからずに亡くなった例は大騒ぎするのに、この件に触れたマスコミはなさそうです。

 コロナ死とワクチン死が同等である我が国の現在までの状況を考えると、子供への接種は慎重にすべきです。検査が陽性であれば感染者、陽性の死亡者は全てコロナ死と定義し、コロナ被害は強調する一方で、ワクチンの副反応は因果関係が評価できずとして接種を推奨し、しかも危険性もあるので任意ですという逃げ道も残している専門家や行政の姿勢には大いに疑問を感じます。これは世界共通のことでしょうが、今回のワクチンは非常事態に例外的に承認されたものなので、正解のない問題です。愚民はわからないことに対して何をするか分からないから指図してやったほうがよいと考えているのでしょうか。私には孫のような年齢の中学生の息子がいますが、接種させていません。専門家は、高齢者を守るためにも若者に接種を勧めています。大人には子供を守る責任がありますが、この状況で子供から守ってもらう必要があるでしょうか。
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院長の見解は、極めて妥当性が高いとわたしも思います。

武田康弘





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