思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

神社にも教会に用はありません。自分自身の内なる力と他力の心。

2022-01-07 | 恋知(哲学)

タケセン面白語録と対話。


神?神社? 意味が違うが唯一神?どれにも用はありません(笑)わたしは、自然に任せるのみ。神頼みだの、合格祈願など一度もしたことがありません。神社のガランガランで遊んだだけ(笑)初詣もしません。お墓参りには行きます。思い出がありますからね。

たしは、神頼みをしたことはなく、考えたこともない。Powerspotだのバカバカしくて行ったことはない。
何があろうと私自身の存在を頼み、Powerはわたしから発するもの。自分に依り、自然に任せる大きな心をもつこと以上はない。
それがわたしの不動の確信です。

 

江口 美都絵

時々酷い事態を見て「神はいないのか!」と言う時あるけど、そもそも私は無神論者だったあるある。

 

武田 康弘

うん、そもそも無神論という言葉自体が、欧米のキリスト教文化から出たもので、とても不自然ですね。

スコラ哲学(キリスト教神学)の改良として生まれた17世紀デカルトにはじまり20世紀ハイデガーで終焉した「近代西欧哲学」は、キリスト教が大元にあるために、それへのアンチを「無神論」「唯物論」として排撃しました(ジョン・ロックの「寛容論」は宗教的寛容を書いた本ですが、例外として「無神論」(唯物論)とカトリックをあげて、それは許しがたいものとしています)。

そういう文脈にはなく、インドのブッダの思想を下敷きにした文化は、もともと神(絶対神)という発想がなく、もっと思想が深いのですね。インド思想はブッダの(同年代のソクラテスも)以前に1000年の歴史があります。唯一神という特殊な思想をもたない文化ですから、無神論とか唯物論という言い方は、言葉が成立する土壌がないので、言葉が浮いてしまいます。

西欧化を正しいという深い洗脳を全員が学校教育で受けていますので、近代西欧思想(キリスト教という一神教が根にある)からそれ以前の古いものも位置付けるという愚を学者や教師たちが行うので、みなが自然と洗脳されてしまいます。

長くなり失礼。

 

江口 美都絵

そう無神論、って言葉もしっくり来ないんですよね。

アルナシでさえなく。

地震雷神親父。

 

武田 康弘

「わたしの辞書に神はない」(笑笑)
みな、自分自身の中に至高はあり、外にはないのですね。それを皆が自覚すれば、世界は変わる、というのが「恋知」という根源的な思想です。

そして、自分を含む全体は、他力です。法然、親鸞のいう他力、自分ではどうにもならぬものは、自然に任せるということです。任せきる、という心になると、不思議なことに自ずとパワーが湧き出てくる、それが他力本願の深い意味です。

 

 

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キッチンからのコーヒー越しの雪景色~~ たけ滝の水で入れた珈琲。

2022-01-06 | 芸術

なんということでしょう~~
昨日、八郷に入る不動峠の「たけ滝」(私が命名)の水でコーヒーを飲んでいたら、雪!!
キッチンからのコーヒー越しの雪景色です。




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わがポール・ルイスの新譜は、ベートーヴェンのパガテル集とエリーゼのためになど。実に美しく見事。名盤。

2022-01-04 | 芸術
 ポール・ルイスの新譜は、ベートーヴェンのパガテル集(作品33、119、126)その他、エリーゼのためになど。
 実に気分がよくなる演奏で、まことに新年にふさわしい。繊細で、外連味がなく、歪みのない美しさと愛らしさに満ち、聴く者を幸せにしてくれる。
 王子ホールでの実演を思い出すが、これはスタジオでじっくり録ったもの。録音の美しさも特筆で、ルイスの細かなタッチ、ダイナミックな打音が見事に収録されている。とてもお勧めです。名盤!





2019年10月1日 銀座王子ホールで、ルイスとわたし。
わたしが「You are BEETHOVEN!」と言ったので、ルイスは恐縮し、スタッフは笑っています。
(撮影は、百代)

この日の超絶的な「デアベッリの主題による変奏曲」は、わたしの1年前のリクエストにルイスが応えて実現しました。
わたしは、全ピアノ曲で最も敬愛する曲が、デアベッリの主題による変奏曲なのです。
 
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 パガテル集を弾くポール・ルイスの映像もぜひどうぞ。わたしは、幾度もライブで聴いていますが、ますますいい顔になっています。まさに芸術家の顔です。クリックしてください。
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2022年 新年おめでとうございます。年賀状です。

2022-01-01 | 芸術
新年おめでとうございます。

2022年も扇情的なコロナ騒動(本質的に嘘)に惑わされず、堂々とにこやかにノーマスクで過ごします。もう2年ちかく、ソクラテス教室・白樺教育館では、大多数の人がノーマスク、高密度接触です。誰も風邪などひきません。適度に細菌やウイルスに曝されることは、とても大切で、自然免疫力を強め、T型獲得免疫も更新されて、健康体をつくります。

以下は、年賀状の複写です。

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