この前、NHKでアルプスのアイガー周辺の風景を流していたんだが、ふと小林秀雄の「故郷を失った文学」の一節を思いだし、いろいろ誤読していたことに気付いたので、カントの「崇高論」を読み直してみた。アルプスが造形美術になりえないとか確かジンメルが言っていたと思うが、考えてみりゃ、富士山の絵が沢山ある我が国はなかなか面白い国である。たぶん原因は同じところにあるとおもうけれども、各地に富士があるというのも……
この前、NHKでアルプスのアイガー周辺の風景を流していたんだが、ふと小林秀雄の「故郷を失った文学」の一節を思いだし、いろいろ誤読していたことに気付いたので、カントの「崇高論」を読み直してみた。アルプスが造形美術になりえないとか確かジンメルが言っていたと思うが、考えてみりゃ、富士山の絵が沢山ある我が国はなかなか面白い国である。たぶん原因は同じところにあるとおもうけれども、各地に富士があるというのも……