……まったく感想が浮かんでこないのであるが、「ゼロ・グラビティ」をこの前観たからその比較で言えば、日本はまだ未開状態だといへよう。しかし、内容が荒唐無稽だからそうだという意味は、これからは違う意味になる。すなわち、描写の技術があがるといろいろとできなくなることが多くなるのはあり得るという意味になる。「ゼロ・グラビティ」の技術レベルで、「黒い秘密兵器」は恥ずかしくて無理だからだ。重力の存在を表現できてしまうレベルでは、「無理なことは無理」という意識が働く――そういう意味では、「アルマゲドン」や「ハリポッター」などもこれからは無理なのではなかろうか。
……と思うのは素人で、なんとか表現を押し広げてしまうのがアーティストであろう……と期待したい。
・舛添問題……やっぱり、日本の初等中等教育にマックス・ウ××バー講読が必要ではなかろうか。だめだわ、「ごんぎつね」や「永訣の朝」ばっかりやってちゃ。人生、不幸でも幸福でも一対一的な風景ばっかりなわけなかろうが……。興味深いのは、新美南吉や宮沢賢治がどのような集団の中でどう振る舞ったかであり、舛添氏の周りにいた多くの官僚たちの具体的な姿なのである。とはいえ、報道の狂乱ぶりはひでえね……この国は幼稚園かよ。
・選挙管理委員会とかが高校とか大学行って選挙のこと説明してるみたいなんだが、ありゃなんなのだ?
政治的偏向とはこういうことを言うのだ。高校の先生がやりゃいいじゃんか。投票のまねごとなんかして馬鹿じゃないのか
・パワーポイント嫌いだわー。レジュメがいいよ。わたくしはまだまだレジュメで授業をやり続けるね……
・オリンピックまだやるつもりなのかよ
・高校生が学業優先して政治活動を遠慮すべきであれば、生涯学習の時代になったので、永久に政治活動はできませんなあ……大学の勉強量は高校の比ではないから、大学生も政治活動ができない。あ、学者はもっとできない。
・まあ、高校生に政治やらすと「あの子右翼よ、職業的なんだわ」とか言われただけで、デモ隊に攻撃を加えて性的快感を得るような人たちがでてくるのを心配しているのであろう。大丈夫です。そんなリアルな情景は、大江健三郎がいないと実現しません。
・今時の18歳の一部はとっとと大人になったらどうなのだ。
・無理か……
・ヨーロッパのネオナチ……根深いねえ
・イチローがアメリカ人になったら、日本人のアイデンティティの78パーセントぐらいは崩壊するな。まあ崩壊してもかまわん。
・オリンピック委員会がロシアの陸上を受け入れないとか言ってるらしいが、ロシアをあまりいじめるとあとがなあ……。