私は昔から知識欲が大勢な人間でしたが、矛盾するようですが、大学三年くらいまで本一冊も読んだこともない有様だったのです。
それまではずっと(今もなお...)興味があった、音楽、プロレス、ボクシングなどの雑誌を読んでいました。
当時、ある宗教団体に入っていましたが、自分から進んで宗教思想とかを研究するような、高尚な?精神とはまるっきり無縁だったと言ってもいいでしょう。
そんな私が本の虫になったのは、その教団を辞めて、五井先生の本と出会ってからです。とにかくそれまで宗教書を読んで感銘を受けたことが無かったのですから、これは、人生において本当に大きな意味があることと言わねばならないでしょう!
で、しばらく先生の著書を次々に求めて行った訳ですが、ある時から五井先生にとらわれることなく、“本格的”な知的探求に踏み入れることになりました。
これ又実に大きな人生の節目です!...つまり精神的な道に主体的に関わるということで、それまではそうではなかったということです。
その切っ掛けは、白光会の青年部のKさんを通じて、自称宇宙考古学者高坂さんを知るようになったからです。
私は、それまで学者というもの、その学究的態度というものに接したことが無かったのでした。
”え、大学で幾らでも接してきたんじゃないかって?...冗談じゃない、そういう学生なんだから、ありきたりの学者なんかに目が留まることなど無かったの!“(笑)
高坂さんと言えば、神武以前の世界的規模に渡る超古代史を伝えるという、「竹内古文献」をポピュラーなものにしたことで知られています。
実は、これは私が辞めた教団の教義の中核部分にまで影響を与えていたのですが、その場は白光青年部が主催していた集会だったはずで、五井先生の道とそれがどうつながるのかは、よお分かりませんでした。
とにかく私はそこで、その学究的態度を感じさせながら、巧みな話術で聞き手を魅了する高坂さんを通して、知的探求熱に火が付いたのは間違いありません。
言い換えれば、それにより私に内在していた学究的性質が呼び覚まされたのです!(大学での私の専攻分野とは何の関係も無いが...大学三年にして裏の学問に目覚めたというべきか?)
その内容は、先の超古代文献を中心に、大本教、大本の裏面史にも関わる秘教(神政龍神会~これに竹内文献と大本反主流派の流れが合わさる)の存在、当時は知る人ぞ知る、幻の預言の書「日月神示」...
う~ん、思い起こせば、大本教、日月神示のことくらいしか脳裏には残っていません。
超古代のことなら何故、出口王仁三郎師の「霊界物語」に触れないのかなあ、とも思ったりしました。
気の遠くなるほど昔の歴史を知っても、たとえそれが真実だとしても、私の実存と神の問題と関わるものでないし...
そして、こうした学びを通して、私の精神にしばらく巣くっていた、あの教団のドグマの呪縛が急速に解かれてゆくのを感じました。
“あそこで教条的に説かれていたのは、ほとんどは他からの受け売り、借りものに過ぎなかったのだ!”、と。
こういう解放的気分と合わさって、いよいよ知的探求に拍車が掛かっていったのです。
しかし、それを駆り立てていたのは、単なる知識欲からではない、その時は自覚的で無かったですが、何か見えないものに導かれているのを感受していたのでした。
それまではずっと(今もなお...)興味があった、音楽、プロレス、ボクシングなどの雑誌を読んでいました。
当時、ある宗教団体に入っていましたが、自分から進んで宗教思想とかを研究するような、高尚な?精神とはまるっきり無縁だったと言ってもいいでしょう。
そんな私が本の虫になったのは、その教団を辞めて、五井先生の本と出会ってからです。とにかくそれまで宗教書を読んで感銘を受けたことが無かったのですから、これは、人生において本当に大きな意味があることと言わねばならないでしょう!
で、しばらく先生の著書を次々に求めて行った訳ですが、ある時から五井先生にとらわれることなく、“本格的”な知的探求に踏み入れることになりました。
これ又実に大きな人生の節目です!...つまり精神的な道に主体的に関わるということで、それまではそうではなかったということです。
その切っ掛けは、白光会の青年部のKさんを通じて、自称宇宙考古学者高坂さんを知るようになったからです。
私は、それまで学者というもの、その学究的態度というものに接したことが無かったのでした。
”え、大学で幾らでも接してきたんじゃないかって?...冗談じゃない、そういう学生なんだから、ありきたりの学者なんかに目が留まることなど無かったの!“(笑)
高坂さんと言えば、神武以前の世界的規模に渡る超古代史を伝えるという、「竹内古文献」をポピュラーなものにしたことで知られています。
実は、これは私が辞めた教団の教義の中核部分にまで影響を与えていたのですが、その場は白光青年部が主催していた集会だったはずで、五井先生の道とそれがどうつながるのかは、よお分かりませんでした。
とにかく私はそこで、その学究的態度を感じさせながら、巧みな話術で聞き手を魅了する高坂さんを通して、知的探求熱に火が付いたのは間違いありません。
言い換えれば、それにより私に内在していた学究的性質が呼び覚まされたのです!(大学での私の専攻分野とは何の関係も無いが...大学三年にして裏の学問に目覚めたというべきか?)
その内容は、先の超古代文献を中心に、大本教、大本の裏面史にも関わる秘教(神政龍神会~これに竹内文献と大本反主流派の流れが合わさる)の存在、当時は知る人ぞ知る、幻の預言の書「日月神示」...
う~ん、思い起こせば、大本教、日月神示のことくらいしか脳裏には残っていません。
超古代のことなら何故、出口王仁三郎師の「霊界物語」に触れないのかなあ、とも思ったりしました。
気の遠くなるほど昔の歴史を知っても、たとえそれが真実だとしても、私の実存と神の問題と関わるものでないし...
そして、こうした学びを通して、私の精神にしばらく巣くっていた、あの教団のドグマの呪縛が急速に解かれてゆくのを感じました。
“あそこで教条的に説かれていたのは、ほとんどは他からの受け売り、借りものに過ぎなかったのだ!”、と。
こういう解放的気分と合わさって、いよいよ知的探求に拍車が掛かっていったのです。
しかし、それを駆り立てていたのは、単なる知識欲からではない、その時は自覚的で無かったですが、何か見えないものに導かれているのを感受していたのでした。