からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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新型?気動車の旅

2007年05月14日 21時24分19秒 | からくり情報

5月6日には、義母、娘夫婦と黒川温泉に出かけた話は既に書きましたが、熊本駅から豊肥線・阿蘇駅までは「あそ1962の旅」という観光列車でした。名前からして不思議です。さてどんな列車だろうかと楽しみにしていました。 どうやら昨年8月に退役した蒸気機関車8620「あそboy」の後継列車のようです。 と行くことで今回は列車の旅の話です。

AM9:42発の列車に乗り組むと焦げ茶のシックな車体で意外にも新品同様です。これが1962年製の気動車とは思えません。自転車を持ち込んで係留する場所まで作ってあります。各ボックスにはテーブルがセットされ、家族旅行向けにはなかなかいい作りだと思いました。 昭和30年代後半のノスタルジックな気分を味合わせてくれます。 車内販売でも当時の駄菓子が売られていたのでカミさんが早速買っておりました。煙草そっくりのココア菓子。昔の子供は一度ならずともすったことがあるはずです。

立野駅に着くと何と20分停車。これは想定外でした。近くの白川鉄橋を見学する時間とのことでしたが、あいにく昨晩飲み過ぎてしまったのでパス。(汗) その代わりに新型気動車をゆっくり眺めることにしました。

Aso_1962 一昔前に見られた国鉄のイメージの気動車です。個人的にはこの雰囲気は好きです。

Aso_kiha58 サイドはこんな感じです。ちょっと色々書き過ぎなきらいもありますが、まあこれでもいいでしょう。キハ28とキハ58の改造車両でした。

Aso_seat キハ58の改造車内です。1/5程度のエリアは自転車置き場とロビーを兼ねていました。 夏になるときっとサイクリストが増えることと思います。私も山から下り専門で走りたいと思いました。(汗)

Aso_switch 立野からは有名な大スイッチバックを登ることになりますが、ここがあそboyを痛めつけた急坂です。イラストに描かれた蒸気機関車は8620のつもりでしょう。 残念ながらあそboyは無くなってしまったのでこのスイッチバックを上下する姿を見るのは出来なくなりました。 2009.8?に向けて修理中のあそboyこと8620はこの線に復帰する確率は低いことを駅員さんから聞き残念です。 今度は熊本-八代-人吉を走ることになったようです。大いに期待しています。  

この気動車「阿蘇1962の旅」も息も絶え絶えに赤水まで登りました。カルデラの中を鐡道が走るという大レイアウトに抱かれると、阿蘇は雄大で素晴らしい山だなと思います。 この先阿蘇駅からレンタカーに乗り換えて大観峰で阿蘇の千枚田を眺め、黒川温泉に向かった次第です。大観峰ではラジコングライダーを飛ばしているカップルがいましたが、その巧みな技に見とれておりました。風切り音を発しながらダイブするグライダーには驚きました。ロール、背面、宙返りとエンジンなしにあれほど飛行するとは・・・知りませんでした。 カミさんが珍しく興味を持ったようです。 が、私はあえて知らんぷり。(笑)

Aso_wind 書くのを前後しましたが、立野駅に着く手前で白川の対岸に巨大な風車群を見つけました。以前には見られなかった風景ですがゆっくりと回転する姿に自然の息吹を感じます。車窓から見えなくなるまで眺めていました。 いつの間にか阿蘇を取り巻く風景も変わっているようです。 一年前に千葉県銚子市で同じ光景を眺めたことを思い出しました。 写真は10倍ズームしたので少しブレ気味です。実際は遥か彼方に小さく見えます。

忘れないうちにとりあえず書きました。


武雄温泉よかった

2007年05月14日 12時24分25秒 | 佐賀のこと

 武雄温泉に二泊しました。今回は有田陶器市に行く温泉客を装ってです。(笑) 昨年二月の放浪の旅と違いさすがに時間がとれずお会いしたい方々も殆どパスしていまい申し訳ない次第です。 家人同行とあってフラフラすると叱られるので目的一筋、有田焼と温泉三昧でした。 いつもの定宿ピクニックは残念ながら今回は行けずじまいでした。 M先生、T先生失礼いたしました。 大蔵大臣が控えていたので湯元荘東洋館にしっかりお世話になり、典型的な武雄の湯を味合うことが出来たのは何よりでした。 昨年、この宿の一階のお湯に入ってその心地よさに愕然として再訪することにしたのですが、やっぱりいいですね。 数日後に黒川温泉に遊んだのですが、こちらは堅くて強い感触です。硫黄臭くていかにも温泉でした。 武雄のお湯は匂いはなくぬるりとした感覚にアレッと思いますが、上がってからも温められているようで心地いいものでした。 関東では味わえない温泉感覚です。4月中旬の日経新聞土曜版・日経プラスに武雄温泉が紹介されていましたが、この東洋館のことが載っていました。報道のあとだったら危うく予約できないところでした。

Takeo_gate0502 

地元の重鎮となっている幼馴染み達やはいびーさんご夫妻を交えての会食も実に楽しいものでした。これからの武雄市のことを夢ではなく実現する未来像で語りあうのは胸躍る思いです。以前には考えられなかったことす。

 喉元過ぎて忘れてしまった人も多いと思いますが、ほんとうに湯陶里市なんて馬鹿な名前にならなくて良かったですね。 この名前を聞いた三年前、激怒して武雄を後にしたことを思い出しました。(笑) 外から見て辻褄合わせのこんなことはもう起きて欲しくありません。

武雄温泉の課題は、突けばば色々ありそうですけどまずは温泉街と旧商店街の活性化、特に温泉街を緑と落ち着いた建築の並ぶ町に変貌させそぞろ歩きを誘う通りにすることが必要に思いました。それには役所や旅館だけでなく住民の皆さんを含めたベクトル合わせが望まれます。黒川温泉を見て尚更そのように感じた次第です。 桜山、温泉、興福寺、宿屋、温泉街のお店等が今のところバラバラに感じます。 楼門市はその一体化の始まりと思います。 これからの頑張りに期待します。 

「ふるさとは遠くにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」ではなくなってきているようで楽しみです。 素人評論失礼しました。

さて、次はいつ頃行けるのだろうか?