からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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有田陶器市も行きました

2007年05月15日 23時47分46秒 | 佐賀のこと

 清々しい気候に誘われて手首をテーピングし、一年ぶりに松の剪定を始めました。低く仕立てた松なので毎年欠かせない作業で、私の担務です。(汗) ところが小一時間もすると黒雲が拡がって雷鳴が響き、大粒の雨が降り始めました。 二本目の剪定途中で退散。まだ数本残っています。

雨に追われてブログに逃げると、嬉しいことにブログ市長からのコメントです。 どうもありがとうございます。 ということで、まだ残っていた旅の記録を書き足すことにしました。そろそろ記憶がリフレッシュされそうな時期ですので。(汗)

佐賀県に行った目的の一つは4/29-5/5開催の有田陶器市です。今年も後半雨天にもかかわらず105万人の人出だったとか、今年の場合は5/6まで臨時に延長すれば更に人でも多かったろうにと思います。  それはともかく、5/2は朝から有田へ出発です。 幼馴染みの Iくんの「有田まで送るぞ」という言葉に甘えて乗車、有田に用があったはいびーさんご夫妻も一緒です。 

さて、着いたところが白の井上萬二窯です。 「サライに出たばい。」とにこやかな顔でご当人が登場されました。 幼馴染みとは古いお付き合いのようです。 5/17号を拝見するとサライインタビューに登場されています。 この号の特集は「やきものを旅する」です。まさにこの時期にぴったりの内容です。 「買わねば。」 とひそかに思ったのですが、カミさんも買わねばと思ったようで早速、白いやきものをご購入の様子です。以心伝心とはこのことか(笑)  後日入手したサライにはもとNHKの平野夫妻の唐津有田の旅が掲載され、有田町歴史民俗資料館長の尾崎葉子さんが有田の案内人で登場しています。まだお目にかかったことはありませんが、友人の知り合いで、お噂は聞いておりました。 もしここを読まれたどうぞよろしく。(汗)

Arita_arita

友人一行とJR有田駅近くで別れ陶器市をいよいよ本格探索です。 が、目移りが激しいので結局香蘭社深川などのデパートで馴染みのところを中心に回ることにしました。こんな時ブランドは強いですね。 もちろん欲しいものは沢山ありましたが、我が家の食器棚は既に満杯です。結局程々の買い物になりました。 もちろんめぼしい店は来年に備えて記録しておきます。(笑)  

街並みの途中、稗古場の報恩寺は母方の曾祖父の菩提寺です。カミさんは初めてかも知れないので立ち寄って墓参です。 このお寺には百婆仙という陶工を率いて有田の地に来た頭領の妻の墓が残っています。 曾祖父の墓のすぐ近くにあります。 最初は武雄市武内町の黒牟田焼の地に陶工達が集まり、その後陶土を求めて佐賀の各地へ展開し、有田焼、唐津焼へと分かれていったようです。 この百婆仙は有田焼の礎を作った一人です。 かつ武雄にも関わりのあった人になります。

Arita_kujira 境内にある鯨の台座に載った記念碑です。

といった具合に、ウロウロしながら上有田駅まで行って有田駅まで戻るという一往復の買い物散歩となりました。 今右衛門美術館もしっかり見てきました。その他色々見て回ったのですが、やはり年のせい、次第に記憶から消えていることを感じています。 疵物と本物を比べてその差をじっくり調べるという暇なこともやっておりました。(汗) カミさんはよっぽど楽しかったとみえて翌日も有田に行くことになり、武雄散策の時間がぐっと減ってしまいました。(ペコリ)  それでも大楠淀姫神社タケタクさんのタクシーで回ったので一応武雄訪問の面目は果たせました。 さて、佐賀県や武雄にはいくらぐらいお金を落としてきたのだろうか? 少々恐ろしいので考えないことにしています。(笑)  そうそう、武雄土産は、武雄市文化会議発行の「新・ふるさとの歴史散歩 武雄」(1,500円)です。 東洋館にあったものを無理に譲ってもらいました。(笑)

ということで忘れてしまう前に旅の記録を慌ててここに書きました。お粗末様