今日も暑かった。散歩したらひっくり返るかも知れないから止めなさいと云われてあちこち掃除していました。エアコンや部屋の換気扇もこの際と思い結構頑張りました。ご褒美は午後のからくり工作です。というかその気がちょっとだけ出てきました。(^0^)
先日ランプ装着を再開したカブースですが、とりあえず取り付け終了。内部の配線をどうするかは未定です。床下に電池ボックスを取り付けようと思ったのですが、手持ちの単三3V用では大きすぎます。秋葉原をいずれ捜索です。線路からの集電は外しておくことにしました。
この20年以上前のアスター製車両はなかなか良く出来ているので上手く活用したいと思っています。あ、米国蒸気は消えてしまったなぁー。(^0^;)
配線終了まで屋根は仮付け、完全ではありませんが、同じ縮尺の人物を乗せるとこんな雰囲気になります。
久し振りの1番ゲージ工作でした。
さて、本日はもう一つ工作をやりました。こちらはかなり緊張を強いられましたが、現在試運転中です。上手く出来上がっていることを祈ります。
というのは、10年ほど前に友人から譲ってもらったこの時計です。ゼンマイを目一杯巻いても30分程度で止まってしまいます。原因は天符系統の歯車の摩耗だろうと以前見つけたのですが、ズーッとそのままでした。
時代感のある時計です。琺瑯はひびが入り、四隅は欠けています。 余計な補修に手を出せば壊してしまいそうなので天符だけに集中しました。
これが取り外した天符ユニットです。細いゼンマイ付きのリングが左右に回転して巻いたゼンマイのエネルギーを時間に変換します。
ひっくり返すと細長い歯車、この歯がガタガタ、何でこうなったのか不明ですが長年の酷使、或いは以前の組み方が固すぎて歯車を痛めたのか?よく分かりません。ルーペで見ると見事に当たった歯車の跡が片歯についています。
外したものがこれ。この形は古いタイプのものですが、いつ頃のものか分かっていません。
歯車の凸凹をダイヤモンド鑢で気長に均して再組立。歯車理論とは相容れない補修ですが、目をつぶります。(^0^;)
時計の裏はこんな具合です。四面ガラス張りになっています。枠や底板は真鍮製です。
で、修理して四時間、まだ動いています。明日まで止まらなかったら修理成功。止まったら再びモスボール状態で保管になるでしょう。
何とか動いてくれたので骨折り損のくたびれもうけ にはならなかったようです。
久し振りのからくり工作は、この程度が限界です。間が空いて腕が落ちてしまってます。時々やっておかなければいけません。(^0^;)
(追記) 夜が明けました。気になって時計を見ると無事動いています。一晩動いて2分ほど進んでいます。ちょっとだけ天符上の調整レバーを触ればより正確になるでしょう。めでたしめでたし。 さて、耐久性はどれほどあるだろうか?