夏蕎麦

家の周辺に小豆を蒔く畑を用意していた。
トラクターで耕してから大分日数が経過してしまい、今では雑草が生い茂っている。
仕方がないのでもう一度掘り起こし、雑草はそのまま鋤き込んで緑肥として活用することにした。

その内の一箇所は昨年蕎麦を収穫した畑で、収穫時に落ちた蕎麦の実が芽を出し既に花を咲かせていた。
それらも雑草と同様に鋤き込むしかないと思っていたが、「秋よりも夏に収穫した蕎麦の方が美味しい」という話しを聞いたことがあったので、試しに一部をそのまま残して収穫してみることにした。



今はどこもかしこも雑草が生い茂っていて、当分の間は草刈りのネタに困ることは無い時期となっているが、何故か蕎麦が生長している畑には雑草が殆んど無い。
そういえば、昨年の秋に作付けした時も雑草は全く気にならなかった。
蕎麦は雑草を抑制する「何か」を持っているのだろうか。