年金

団塊の世代が年金を貰う頃には「日本の年金財政は破綻する」との評論家の発言を鵜呑みにし「年金は当てにならないもの」とずっと考えていた。
そのため、幾つになった時にどの程度の年金が支給されるのかについてもあまり関心を持っていなかった。
実際に年金支給の時期が近づいていることを知り慌てて皮算用を始めた。

そんな折、JA主催の「年金相談会」で社会保険労務士の先生に個別指導を受ける機会があった。
年金を貰うためには自ら申請しなければならないこと等について具体的なアドバイスを受けた。
ついでに社会保険庁への支給漏れ確認も代行してくれるというのでオバサンの分も含めてお願いすることにした。



野菜の無農薬栽培で一番負担になるのが草取り。
オバサンは今年分の収穫を終えたアスパラガスの株間の草取りを始めた。
他の畑ではタマネギが雑草に埋もれて収穫が危ぶまれる状態となっている。
一方では、スナックエンドウの支柱立ても追いつかない。

これだけ多忙な日が続いていると年金を貰っても使う暇も無い。
百姓が少ない収入でも生活できる理由がここにある。