ケアプラン

バアチャンは介護の必要度が一番高い「要介護5」に認定されている。
自宅介護のバアチャンのために作られたケアプランは二つのメニューの組み合わせとなった。

月、木、土は通所介護（ディサービス）で８時３０分～１５時30分まで近くにある施設で送り迎え
してくれるし、それ以外の日は訪問介護（ホームヘルプサービス）を午前と午後それぞれ一時間
ずつ受けている。

これに電動ベッドや車椅子の借料を含めて丁度介護保険適用の範囲内に収まっており、費用の
一割負担で済むので大助かりとなっている。
また、稼働面での家族の負担もかなり軽くなっていて、心配された農作業への影響も少なくて済み
そうだ。



田畑の雪が解けるのは早くても中旬までかかると思われるが、ハウスの中は本格的に春の
農作業がスタートしている。
冬場にホウレンソウを収穫した2、3号ハウスは雑草のハコベが緑のジュータンを成していた。
それらは取り除いて堆肥置場に搬出したが、その一部は鶏舎に投げ込まれた。

鶏達は一緒に与えられた飼料（穀物類）には目もくれずハコベに群がっていた。