簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

バリ島旅行記 最後の朝

2009-10-20 | Weblog
バリもいよいよ今日が最後の日となった。

初めての海外旅行とあって、出発前は随分と心配したものだ。
飛行機に酔いはしないだろうか、現地で上手く対話が出来るだろうか、食べ物は口に合うだろうか、
現地通貨を上手く使いこなせるだろうか・・・・などなど。
今考えると、あらゆることを否定的に捉え、過敏すぎるくらい何かにつけ心配していた。
しかし、それらは全くの取越し苦労であった。

初日こそ空港で悪質なポーターにまんまとしてやられてしまい、この先どうなる事かと不安がよぎったが、
その後は、全くと言って良いほどに何事も無く、何の懸念も無く、全てが順調に進み、何だかアッと言う
間に今日を迎えてしまった。

ツアーを案内してくれた現地人ガイドも親切であった。
決して上手な日本語ではなかったが、精一杯尽くしてくれる直向さが伝わってきた。
それに、時間に多少のルーズさはあったものの、何処へ行く時も同行してくれるから、行った先で
不自由を被ることは殆ど無かったこともありがたかった。

【写真:HISの送迎車】

今朝も遅い朝食に、家族連れ立って向う。
バリに来て此の方、すっかりこのパターンに嵌ってしまっている。
いつもたっぷりと時間をかけて朝食を摂るものだから、お昼が食べられない。
思い返してみると、バリではキンタマーニ高原でインドネシア料理の昼食を食べただけで、
それ以外昼食を摂る事は無かった。

【写真:アヤナで朝食】

今回の旅のメインイベント、ブルーポイントバイザシー挙式や、その後のインド洋に沈む夕陽を
背景にしたビーチでのフォトツアーや、レセプションディナーの事。
オプションツアーで訪れた観光地の事、途中立ち寄ったショップでの買い物の事、初めて体験した
立派なリゾートホテルでの非日常的な生活の事。
片言のチャンポン語での現地の人達とのやり取りの事。

【写真:ブルーポイント】

思い出話に事欠く事は無い。
今日もそんなことを語り合いながら食事をしているものだから、ついつい長居をしてしまう。
こんなに家族間で話が弾んだなんて事、一体いつ頃有っただろうか。
もうすっかり忘れてしまっていた。そんな記憶は既に無くなっている。

気が付けば時計の針はもう10時半を回っている。(続)
コメント
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