簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

禄剛崎の灯台(JR全線乗り潰しの旅)

2014-02-12 | Weblog
 海岸沿いの道を北上すると半島の北東端・金剛崎に狼煙と言う集落が
有り、ここには小さな入り江の海辺に建つ、秘湯感漂う一軒宿が有る。


(写真提供:石川旅ネット)

 テレビの旅番組や雑誌で度々取り上げられ人気の「葭ケ浦温泉・ランプの
宿」だ。一昔と違い電気は来ているようだが、あえてランプの明かりに拘る
クラシカルな風情が人気を呼んでいるが、最近では館内にヒーリングエステ
の設備も整え、リゾート旅館(ホテル)風にすっかり高級化し、全室オーシャン
ビューの宿泊料金は決して安くは無いようだ。



 狼煙にある市営駐車場に車を止め、目の前の県道28号を横切ると畑の中
に急な坂道が伸びている。
ケヤキカシワなどの樹木の茂る道を10分ほど上ると禄剛崎にでる。



 海面から46mもせりあがった段丘の上には、背の低い小ぶりでやや太目
の白い石造りの灯台が建っている。
明治16年イギリス人技師の設計によるもので、現在では自動化されていて
無人らしく、「日本の灯台50選」にも選ばれている。



 何故か、東京302Km、上海1598Km、釜山783Km、ウラジオストック772Km
の看板が建っている。晴れた日には、立山連峰や佐渡島まで見渡せると言
う岬だが、さすがにそこまでは見通せない。
ここでは、「昇る朝日」も「沈む夕日」も見ることが出来ると言う。




(写真提供:石川旅ネット)

 半島の北岸には千畳敷の岩場が広がる仁江海岸や、能登の親不知と言
われる曽々木海岸などの海岸線が目を楽しませてくれる。
 また、道の駅「すず塩田村」では、江戸時代から続き、日本で唯一現存す
る「揚げ浜式製塩」を間近に体感することが出来る。(続)





にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

トリップアドバイザー伊万里観光ホテル口コミ情報 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする