秘境駅ランキングの134位に位置付けられているのが知和駅である。
(秘境駅訪問家・牛島隆信氏 http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/による)
駅の開業は昭和6年と比較的新しいが、ここには開業当時の姿を留める駅舎が
そのまま残されている。

木造平屋建て赤いトタンの切妻屋根、外壁は下見板張りで、軒下の部分が白い
漆喰壁となっている。
駅の内部には出札口や手荷物預かりの窓口などがそのまま残されている。
何れも手の込んだ木造で、その木組みの意匠と白壁漆喰が美しい。

使い込まれたカウンターは黒光り、風格が感じられる駅舎内である。
ホーム側から見ると、昔懐かしい学校の教室とその前の廊下のような雰囲気を持
っている。

駅は県道6号線から100mほど入ったところにある。
その入り口には大きな工場があり、その周りには数軒の人家もあるので、この駅
の秘境度はその点では高くない。
この駅が秘境駅と言われる所以は、列車で到達するその難度にある。

智頭方面に向かう始発列車は12時10分である。
この駅には朝二便ある智頭行の普通すら通過する。
午後は15時台からおよそ2時間おきに4本、最終は20時17分だ。

反対の津山行きとなると事情は若干異なり、朝は7時台と8時台に各々1本、後は
13時台、16時台、18時台、21時台の4本である。
これはこの地の人々が距離的には変わらない隣県の智頭より、同じ県内の津山市
が生活の拠点になっていることへのJRの配慮であろう。
とはいえこの駅を利用する乗客は極めて少なく、一日10人程度と言う。(続)

デスティネーションキャンペーン
晴れの国 おかやま 観光情報はこちら


にほんブログ村
(秘境駅訪問家・牛島隆信氏 http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/による)
駅の開業は昭和6年と比較的新しいが、ここには開業当時の姿を留める駅舎が
そのまま残されている。

木造平屋建て赤いトタンの切妻屋根、外壁は下見板張りで、軒下の部分が白い
漆喰壁となっている。
駅の内部には出札口や手荷物預かりの窓口などがそのまま残されている。
何れも手の込んだ木造で、その木組みの意匠と白壁漆喰が美しい。

使い込まれたカウンターは黒光り、風格が感じられる駅舎内である。
ホーム側から見ると、昔懐かしい学校の教室とその前の廊下のような雰囲気を持
っている。

駅は県道6号線から100mほど入ったところにある。
その入り口には大きな工場があり、その周りには数軒の人家もあるので、この駅
の秘境度はその点では高くない。
この駅が秘境駅と言われる所以は、列車で到達するその難度にある。

智頭方面に向かう始発列車は12時10分である。
この駅には朝二便ある智頭行の普通すら通過する。
午後は15時台からおよそ2時間おきに4本、最終は20時17分だ。

反対の津山行きとなると事情は若干異なり、朝は7時台と8時台に各々1本、後は
13時台、16時台、18時台、21時台の4本である。
これはこの地の人々が距離的には変わらない隣県の智頭より、同じ県内の津山市
が生活の拠点になっていることへのJRの配慮であろう。
とはいえこの駅を利用する乗客は極めて少なく、一日10人程度と言う。(続)

デスティネーションキャンペーン
晴れの国 おかやま 観光情報はこちら



