簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

マグロの町(JR乗り潰しの旅・紀勢本線)

2017-04-26 | Weblog
 那智勝浦の港周辺に広がる広場の横には、無料で利用が出来る足湯「海乃湯」
や「鮪乃湯」なども有る。この広場では、毎週日曜日の朝、生マグロや海産物、農
産物などを販売する「にぎわい広場」が開催される。





 その目の前にある漁港の市場では、南紀勝浦温泉の宿泊者に限り、市場での競
り体験ができるらしい。一般客向けには早朝に、魚市場2階の観覧フロアから、はえ
縄漁で捉えた近海マグロのセリ風景を見学することが出来る。
またマグロ缶詰やひもの作りの体験や、マグロ料理教室などが予約すればできる
と言う。



 ここ勝浦漁港は全国有数のマグロ取り扱い港で、焼津(静岡)や三崎(神奈川)に
次いでマグロの陸揚げ量では全国第三位、生鮮マグロに限れば全国第一位を誇っ
ている。

 マグロはその種類によって美味しい時期が異なるらしい。
1月から3月にかけてはビンナガマグロやメバチマグロが、2月に入るとキハダマグ
ロがそれに加わり、そのシーズンが終わる4月から5月にはホンマグロの美味しい
季節を迎えると言う。



 マグロの町を自負するだけに町中には、マグロが手軽に食べられるお店も多い。
定番の刺し身、丼、焼き物や、フライ、ステーキ、ハンバーグ、コロッケ、希少部位の
変わり種料理などなど・・・。
日本料理屋や和食の店は当然のことながら、中華料理の店でもマグロを取り入れ
るなど、各店が工夫したメニューで競っているのが面白い。





 観光案内所には「紀州勝浦 生まぐろマップ」も用意されているので、これを片手
にお気に入りの店を探すのも楽しいものだ。(続)



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