![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/31/d1444c0d351a09fcd798e306d2e1a986.jpg)
思わぬ遠回りを余儀なくされ、予定よりも1時間半ほども淀への到着
が遅れてしまった。
京阪本線の淀駅近くで、昔ながらの喫茶店を見つけ、常連らしい客た
ちの紫煙にまみれながらようやく遅い昼食に有り付いて、早々に腹に流
し込み、再び旧街道を歩き始める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5e/d46513d50331e87a144df5496ebb6313.jpg)
京阪本線淀駅のガード下を抜け、伏見消防署の前で道なりに右カーブ
し南に向う。郵便局の先の淀下津町の角を右折、住宅地に入り込み更に
100m程で左折、同じ距離を歩いて左折すると突き当りが文相寺でそこ
を右折すると元来た道に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/48/98f113b6638a530bda9611f1b6371d9e.jpg)
ガイド本や資料によっては、この辺りを淀宿の中心として表記してい
るものが有ったが、通りは閑静な住宅地で、旧宿場町の面影はどこにも
残されていない。
何か無いかと、この辺りではルートを外れ、住宅地の中を当てもなく
暫く歩いてみたが、史跡遺構の類いには気付かず何も見付けられないま
ま元の道に戻り淀新町を抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/30/9e07ed21a06a291bc66a593434879c6f.jpg)
東海道が抜ける道筋の今は、住宅の密集地であるが、嘗ての城下町
で有ろうか。狭くて不規則に入り組んだ道が複雑に絡み合っていて、
うっかり入り込んでしまうと、自分の居所がわからなくなってしまい
そうなところで有った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/33/877692072175dd61ea8eedcfe49eb898.jpg)
北側には京阪本線が走り、丁度この辺りの線路を隔てて向こう側に、
淀城址公園(淀城跡)が有る。
何年か前、高野山を目指し京都・羅城門から鳥羽街道を歩いた折り
には、左に城跡公園を見ながら、府道13号線を歩いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/34/aae46db10cfe6052ae8614284974e9cf.jpg)
今回歩いている東海道はそれよりは少し南の、桂川と宇治川に挟ま
れた地だ。京阪本線を挟んで、その時の道筋とほぼ平行しながら八幡
の町を目指している事になる。(続)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c5/608a98fcd1340cbecac4921275227ec4.jpg)
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