簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

湯の山温泉(東海道歩き旅・伊勢の国)

2023-05-17 | Weblog


 「湯の山温泉」の歴史は古く、養老2(718)年に浄薫和尚が薬師如
来のお告げにより発見されたと伝えられている。
昔から傷ついた鹿が谷川で傷を癒した伝説が有り、別名を「鹿の湯」と
も言う。泉質はアルカリ性ラジウム泉で、神経痛、胃腸病、外傷に効果
が有り、美肌の特効薬、美人の湯として女性には特に人気らしい。



 四日市からは近鉄湯の山線で、終点の湯の山温泉駅まで行き、連絡バ
スに10分程乗れば温泉街だ。終点が御在所ロープウェイの麓駅前である。

 標高差780m、全長2161mの空中散歩は、12分程で御在所岳(1212m)
に上り、山頂までは、更にリフトに乗換えること8分余りだ。



 観光リフトの頂上駅を出ると、一等三角点が有りここが山頂で、山口
誓子の句碑等もある。
 眺望は絶景で、眼下に温泉街が、さらに四日市の市街地や伊勢平野は
勿論のこと、遠く伊勢湾から知多半島までもが一望出来る。



 温泉街の一帯は鈴鹿国定公園で、御在所岳の東麓に位置し、街の中程
を三滝川が流れ、河畔の渓谷に20軒ほどのホテル、旅館等がひしめき合
い建っている。

 中京圏や関西圏からのアクセスも良く、歓楽的な要素は少ないが気軽
な温泉地・観光地として人気で、日帰りの入浴客も多いという。



 温泉街の三嶽寺は、「恋結び折鶴伝説」が知られていて、永遠の愛と
幸せに結ばれることを願い、折鶴を奉納する恋人たちに人気のパワース
ポットとして知られている。

 又、大石公園には日本一大きいと言われる御影石があり、大石内蔵助
が訪れた際に思わずたたずんでしまったと伝えられている。(続)





にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロープウェイの白い鉄塔 (... | トップ | 甦る思い出 (東海道歩き旅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事