新見はJR伯備線の途中駅、姫新線の起点駅、さらに芸備線が乗り入れ
る発着駅として、二面四線を持つ県北部鉄道の基幹駅である。
新見は岡山県の北西部、標高500m前後の吉備高原と言われる地勢上
に位置し、高梁川と熊谷川の合流地点に栄えた町である。
この周辺は典型的な阿哲台と呼ばれる石灰岩台地で、カルスト台地や「井
倉洞」や「満奇洞」などの鍾乳洞などが点在していて、それが貴重な観光資
源となっている。
土地柄、産業は石灰石を中心としたものが多く、農業・林業などが主な産
業だ。モモやブドウの栽培や、最近ではチヨウザメの養殖によるキャビアも
あり、ブランド牛と言われる千屋牛も昔から知られていて、市内にも食べさす
店が何軒かある。
駅前のロータリーの中心には、新見を代表する祭り、市の無形民俗文化
財に指定されている「御神幸武器行列」(通称:新見大名行列又土下座祭り
とも言う)をモチーフにした石柱が立てられている。
地元の八幡宮の御神幸の先駆けとして仕立てられた総勢64名からなる行列
で、氏子は沿道で正座して敬虔に出迎えるのだと言う。
これは300年の歴史を持つ祭りで、毎年10月15日に行われるらしいが、残
念ながらいまだ見たことはない。
また駅を出るとすぐ左手には「縁(えにし)の広場」と言うのが有って「裕清
とたまかき」の像が建っている。
その昔新見は、東寺の荘園でその管理下にあり、代官が派遣されていた。
この像はその直務代官として着任した「僧・裕清」の騎馬姿と、身辺の世話
をした在郷の娘「たまかき」が文机に向かい書を書く姿を現している。(続)
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る発着駅として、二面四線を持つ県北部鉄道の基幹駅である。
新見は岡山県の北西部、標高500m前後の吉備高原と言われる地勢上
に位置し、高梁川と熊谷川の合流地点に栄えた町である。
この周辺は典型的な阿哲台と呼ばれる石灰岩台地で、カルスト台地や「井
倉洞」や「満奇洞」などの鍾乳洞などが点在していて、それが貴重な観光資
源となっている。
土地柄、産業は石灰石を中心としたものが多く、農業・林業などが主な産
業だ。モモやブドウの栽培や、最近ではチヨウザメの養殖によるキャビアも
あり、ブランド牛と言われる千屋牛も昔から知られていて、市内にも食べさす
店が何軒かある。
駅前のロータリーの中心には、新見を代表する祭り、市の無形民俗文化
財に指定されている「御神幸武器行列」(通称:新見大名行列又土下座祭り
とも言う)をモチーフにした石柱が立てられている。
地元の八幡宮の御神幸の先駆けとして仕立てられた総勢64名からなる行列
で、氏子は沿道で正座して敬虔に出迎えるのだと言う。
これは300年の歴史を持つ祭りで、毎年10月15日に行われるらしいが、残
念ながらいまだ見たことはない。
また駅を出るとすぐ左手には「縁(えにし)の広場」と言うのが有って「裕清
とたまかき」の像が建っている。
その昔新見は、東寺の荘園でその管理下にあり、代官が派遣されていた。
この像はその直務代官として着任した「僧・裕清」の騎馬姿と、身辺の世話
をした在郷の娘「たまかき」が文机に向かい書を書く姿を現している。(続)
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