浄瑠璃寺から次の第47番札所・八坂寺までは、0.8キロと近い。
土佐路からここまでの伊予路にかけては、比較的札所間の距離が長いところが多い
ようだが、ここだけはホッと息の抜けそうな距離である。
中学生の登校の群れに交じって県道をしばらく歩き、真新しいお大師様の石像が建つ
角を曲がると参道が真っ直ぐに寺に向かって伸びている。
途中パック入りイチゴの無人販売所があり、見ると50円、100円、200円の値札が
付けられている。粒は小粒ながら、見るからに新鮮で甘そうな色をしているので、
疲れた時のビタミン補給にと迷わず購入する。
極楽橋と名付けられた小さな橋を渡ると特徴的な屋根をした山門が建ち、その天井に
は極彩色の絵が描かれている。
20段程の階段を上るとそこに鮮やかな青い色をした屋根を見せる本堂が構えていて、
その左手にお大師堂がある。
その二つの建物に挟まれるように小さなえんま堂が建ち、その両側に“極楽の道”と
“地獄の道”と書かれた小さなトンネルが作られている。
ここでは、“極楽往生通行手形”なるものを受けることが出来る。
今までの過ちを閻魔大王の前で悔い改め、これからは日々、十の戒めを心がけて
生きて行けば“極楽の道”への通行手形となるらしい。
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土佐路からここまでの伊予路にかけては、比較的札所間の距離が長いところが多い
ようだが、ここだけはホッと息の抜けそうな距離である。
中学生の登校の群れに交じって県道をしばらく歩き、真新しいお大師様の石像が建つ
角を曲がると参道が真っ直ぐに寺に向かって伸びている。
途中パック入りイチゴの無人販売所があり、見ると50円、100円、200円の値札が
付けられている。粒は小粒ながら、見るからに新鮮で甘そうな色をしているので、
疲れた時のビタミン補給にと迷わず購入する。
極楽橋と名付けられた小さな橋を渡ると特徴的な屋根をした山門が建ち、その天井に
は極彩色の絵が描かれている。
20段程の階段を上るとそこに鮮やかな青い色をした屋根を見せる本堂が構えていて、
その左手にお大師堂がある。
その二つの建物に挟まれるように小さなえんま堂が建ち、その両側に“極楽の道”と
“地獄の道”と書かれた小さなトンネルが作られている。
ここでは、“極楽往生通行手形”なるものを受けることが出来る。
今までの過ちを閻魔大王の前で悔い改め、これからは日々、十の戒めを心がけて
生きて行けば“極楽の道”への通行手形となるらしい。
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