残り13キロ余り、ようやく近づいて来た。
「昔、菅さん(現総理)を足摺まで道案内したと」言う女将が、「近道が解り難いので・・」と
途中まで道案内をしてくれる。

6時半過ぎ宿を出て、すぐに県道を外れ、民家の建て込む細い路地を進むと以布利の港に出る。
「その先の山に分け入る古い遍路道を歩け」と教えてくれた女将さんとはここでお別れ。
そこから暫く石ころのごろごろした海岸を歩く。

途中切り通し道で、東京からと言う古希を迎えた男性とバッタリ鉢合わせ。
どうやら、道を間違え、逆に戻って来たようだ。
以後、この男性とは岬まで同行、同宿の男性が少し遅れて後を追う形となって岬を目指す事に成る。
岬が近づいて来た。
細い道をおい隠すように、鬱蒼とした樹木が両側に茂っているので昼間なのに辺りが薄暗い。

高知県の南西部、太平洋に突き出た足摺半島の先端が足摺岬である。
岬にはその数約15万本もの椿が自生していると言う。
その道が途切れた先に“足摺岬”の看板が見える。
着いた、87キロもの長丁場を歩き通してやっと着いた。
仁王門を潜り、境内に入ると先ず目に入るのが、中央に池を配した大きな石の群れと亜熱帯植物が
生い茂る庭園のように美しい庭。
それを囲むように幾つもの堂宇が建っている。


約12万平方メートルを誇る広大な境内には南国ムードが漂っている。
本尊は、この地を最果ての聖地とした弘法大師が自ら刻んだと言われる三面千手観音。
有名な観光地だけに、境内は参拝客が多い。(続)
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「昔、菅さん(現総理)を足摺まで道案内したと」言う女将が、「近道が解り難いので・・」と
途中まで道案内をしてくれる。

6時半過ぎ宿を出て、すぐに県道を外れ、民家の建て込む細い路地を進むと以布利の港に出る。
「その先の山に分け入る古い遍路道を歩け」と教えてくれた女将さんとはここでお別れ。
そこから暫く石ころのごろごろした海岸を歩く。

途中切り通し道で、東京からと言う古希を迎えた男性とバッタリ鉢合わせ。
どうやら、道を間違え、逆に戻って来たようだ。
以後、この男性とは岬まで同行、同宿の男性が少し遅れて後を追う形となって岬を目指す事に成る。
岬が近づいて来た。
細い道をおい隠すように、鬱蒼とした樹木が両側に茂っているので昼間なのに辺りが薄暗い。

高知県の南西部、太平洋に突き出た足摺半島の先端が足摺岬である。
岬にはその数約15万本もの椿が自生していると言う。
その道が途切れた先に“足摺岬”の看板が見える。
着いた、87キロもの長丁場を歩き通してやっと着いた。
仁王門を潜り、境内に入ると先ず目に入るのが、中央に池を配した大きな石の群れと亜熱帯植物が
生い茂る庭園のように美しい庭。
それを囲むように幾つもの堂宇が建っている。


約12万平方メートルを誇る広大な境内には南国ムードが漂っている。
本尊は、この地を最果ての聖地とした弘法大師が自ら刻んだと言われる三面千手観音。
有名な観光地だけに、境内は参拝客が多い。(続)


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