![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a3/219e8536de795053cef4d298b66ba8e8.jpg)
大名行列を横切った子供の身代わりとなった「身代わり地蔵」の小さ
な祠、金蔵院跡を見て進むと、やがて旧道は中橋を渡り国道に接する。
その少し手前に「岩屋観音(清滝の観音)」が有る。
高さ18mの巨岩に掘られた岩窟に、阿弥陀如来、十一面観音、延命地蔵
の三体の石仏が安置されているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4b/947498d3813b8a0b58049ce3ceb768f9.jpg)
「岩屋観音」が有る辺りが凡1㎞続いた坂下宿の、西の出口にあたる
場所だ。
この先のルートを国土地理院の地図を確認すると、宿出口が国道に接す
る手前に、右に入る道らしい筋が「鎖線」で描かれていて、どうやらこ
れが本来の旧道らしい。
ところがこの道が歩けるのか・・・となると、確たる証しが無い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b6/ee08582132155c991ed72a7cd108b0c9.jpg)
調べてみると或る本には、「杉林の中、せせらぎの音を聞きながら行
くと片山神社がある」と簡単に書かれている。又「国道を600m程歩き
、片山神社の参道を入る。杉木立の中・・・。」と書かれたものもある。
「この杉木立の中・・」が片山神社の参道なのか、その手前の三子山
(556m)の山裾を抜ける「鎖線」で描かれた道なのかが判然としない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/15/347168f5487e2278678854a133ff055d.jpg)
廃屋のような家があり、その辺りかと思ってはみたが、結局旧道の入
口らしきものも見付けられず、無難に国道に出て側道を歩くことにした。
この道は旧国道の嘗ての下り車線だけに、側道とは言え広々としていて、
融雪装置のパイプラインもそのまま残されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/20/a8b2cf73999c87a78bb83c09cf6e59d3.jpg)
鈴鹿峠を越える現在の国道1号線は、麓の沓掛辺りから峠のトンネル
を抜け出る辺りまで上下車線が分離され、全く別ルートで通されている。
その為いたるところに「逆走注意」の看板が立てられていた。(続)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/06/467cec1e1a43e7e0d76ca13ebc80f0ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c5/608a98fcd1340cbecac4921275227ec4.jpg)
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