簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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桃太郎伝説(JR乗り潰し・桃太郎線)

2016-08-03 | Weblog
 おとぎ話「桃太郎」伝説の地は、我こそは本家本元と全国に名乗る所が多い。
愛知で生まれ幼いころをその地で育った身には、桃太郎は愛知県の北部・犬山で
のお話だと岡山に住み着くまで信じていた。



 地名からして犬山である。家来のイヌはきっとこの地の出に違いない。
近くには爺さんが芝刈りに行った(?)桃山や、婆さんが洗濯をした(?)木曽川も
流れている。何せ桃太郎神社まであるのだから、もう疑う余地も無い。
犬山は県民ならそのほとんどが、幼稚園か小学校の遠足で訪ねたことが有るだろ
う超有名地である。



 しかし成人し岡山に移り住んで、そんな思いは見事に打ちひしがれてしまった。
この地には昔から桃太郎にまつわる「温羅(うら)」伝説が残されている。
駅の後楽園口前には、サル・キジ・イヌの家来を引き連れた桃太郎の像が凛々し
く建っているし、その見つめる先の通りは桃太郎大通りと名付けられている。
さらに駅に西口には、鬼のモデルとされる「温羅」の像も建っている。



 しかも桃太郎伝説は岡山だけではなく、瀬戸内海を隔てた香川県にも生きていた。
盆栽の生産地として知られる鬼無は、桃太郎が鬼を退治して鬼がいなくなったからこ
う呼ばれるようになったらしく、その鬼を退治した島が瀬戸内海に浮かぶ女木島で、
鬼が逃げ込んだのが男木島だ。その山の中には鬼が隠れていた洞窟が有ると言う。







 そんなわけで愛知、岡山、香川は桃太郎の三大伝説地と言われているらしいが、
何と奈良県の田原本町と言うところも我こそは本家・・・と名乗っている。
さらに調べてみれば、まだまだ全国には名乗っている地が有るのかも知れない。(続)






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