何時降り出してもおかしくない曇り空から、雨が一粒、二粒と落ちてきた。
カーナビに導かれ、丁度天岩戸神社の駐車場に向かう坂を降り始めた時だ。
国道325号線から国道218号線で高千穂の町に入り、馬門で県道7号線に入る。
曲がりくねった県道は、左程広くは無いが、行きかう車も少なく、走りやすい。
凡そ6キロの道のりは、長閑な山里の風情で何とも癒される。
岩戸集落の中心街を抜け、右折すると正面に門前の商店があり、その手前を左
に折れると駐車場である。
そこには既に、何台かの観光バスや多くの乗用車が停まっていた。
思ったよりも広いスペースが広がっていたが、それでも連休時ともなると満車が
続き、県道が渋滞することもあるそうだ。この日が平日で良かったと思う。
近頃のパワースポットブームによるものらしい。
参道の右側には鬱蒼とした自然林が続いている。
その向こうに岩戸川が流れているが、その緑の壁に遮られ、瀬音を耳にすることは
無い。聞こえるのは踏みしめる玉砂利の音ぐらいで、雨音は静かに参道に吸い込
まれている。
苔むした石灯籠が古社の風格を漂わせるここは、古事記・日本書紀に書かれて
いるアマテラスオオミカミが隠れたとされる天岩戸をご神体として祀り、天岩戸神話
の里と言われている。
その天岩戸は拝殿の背後、岩戸川を隔てた向こう岸にあるため、拝殿から目に
することは出来ない。ここでは社務所に申し込むと、神職の案内付きでこちら岸か
ら遥拝することが出来るらしい。(続)
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カーナビに導かれ、丁度天岩戸神社の駐車場に向かう坂を降り始めた時だ。
国道325号線から国道218号線で高千穂の町に入り、馬門で県道7号線に入る。
曲がりくねった県道は、左程広くは無いが、行きかう車も少なく、走りやすい。
凡そ6キロの道のりは、長閑な山里の風情で何とも癒される。
岩戸集落の中心街を抜け、右折すると正面に門前の商店があり、その手前を左
に折れると駐車場である。
そこには既に、何台かの観光バスや多くの乗用車が停まっていた。
思ったよりも広いスペースが広がっていたが、それでも連休時ともなると満車が
続き、県道が渋滞することもあるそうだ。この日が平日で良かったと思う。
近頃のパワースポットブームによるものらしい。
参道の右側には鬱蒼とした自然林が続いている。
その向こうに岩戸川が流れているが、その緑の壁に遮られ、瀬音を耳にすることは
無い。聞こえるのは踏みしめる玉砂利の音ぐらいで、雨音は静かに参道に吸い込
まれている。
苔むした石灯籠が古社の風格を漂わせるここは、古事記・日本書紀に書かれて
いるアマテラスオオミカミが隠れたとされる天岩戸をご神体として祀り、天岩戸神話
の里と言われている。
その天岩戸は拝殿の背後、岩戸川を隔てた向こう岸にあるため、拝殿から目に
することは出来ない。ここでは社務所に申し込むと、神職の案内付きでこちら岸か
ら遥拝することが出来るらしい。(続)
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