簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

天岩戸神社・東本宮(高千穂ドライブ旅)

2017-08-09 | Weblog
 天安河原宮を参拝のあと、入り口付近にある茶店に入って休憩した。
雨が降るからか、山の中で川が近いせいか、この時期にしては異常な寒さを感じ
る日で、茶店で出されたシイタケ茶の暖かさが身に染みて美味い。



 女店主が、「東本宮はお参りされましたか?ここまで来られたのだから是非お参
りをして」と勧めてくれた、東本宮に向かってみる。



 先ほどお参りした天岩戸神社は「西本宮」と言われる社で、岩戸川を挟んだ対岸
に「東本宮」があり、それらを総称して天岩戸神社と呼んでいる。
「東本宮」は駐車場脇の商店前から歩いてもすぐの距離にある。


 
「天岩戸東本宮」と書かれた石柱が建つ前が広場に成っていて、ここがどうやら駐
車場らしいが、「西本宮」とは随分と趣が違う。
駐車する車も無ければ、参拝する人の姿を見ることも無い。



 樹齢数百年と言われる老木に覆われた地は、寂寥感に溢れている。
年代を感じる石段を一歩一歩上がると、正面に拝殿がせり上がってくる。
天照大神を御祭神とする神殿である。



 その神殿の右手から裏に回ると、遊歩道が有り、そこを暫く進むとしめ縄を巻か
れた一本の杉が見えて来る。
神木と言われる古木で、その根元からは御神水が湧き出ている。
先ほどの茶店で飲ませて頂いた水で、それは口に含むと何とも柔らかく、微かに甘
ささえ感じられる。



 そこから更に100mほど進むと樹齢600年余りと言われる七本の杉が見えて来る。
樹根が一つと言われる古木で、(ここからは見えないが)丁度そのあたりに天の岩
戸があり、ここはその神域の中心とも言われる場所である。(続)



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