簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

水戸線の沿線(JR乗り潰しの旅)

2011-01-24 | Weblog
 東北本線の小山から太平洋側の常磐線の主要駅に向う水戸線は、友部までの50.2Kmを16駅で結ぶ。
多くの列車は友部で止まるが、そこから先常磐線に乗り入れ、水戸や勝田、中にはいわきまで運行される
列車も少なくは無い。



 小山発17時09分に乗車する。
冬の日没は早く、辺りはすっかり暗くなってしまった。
4両編成の列車が到着すると乗客の乗り降りも多く、車内は結構込み合っている。
ローカル線と言うよりは、通勤、通学の近郊路線的色彩が濃いようだ。
外は暗くて何も見ることは出来ないので、しょう事も無く、乗り降りする乗客を見るとも無く、ぼんやりと眺めている。

 紬で有名な結城を過ぎ、下館には17時31分に到着する。
ここからは、SLが走る真岡鐡道が茂木まで延び、途中には焼き物で有名な益子の町がある。

 笠間に到着した。
ここは日本三大稲荷を名乗る笠間稲荷の門前町。
三大稲荷を調べて見ると、全国にこれを名乗る寺社は結構多い。
京都にある稲荷神社の総本社とされる伏見稲荷と、愛知県の豊川稲荷は揺るぎの無いところらしいが、
問題は残る一社。
 佐賀県の祐徳稲荷、茨城県の笠間稲荷、岡山県の最上稲荷、岐阜県の千代保稲荷などなどが
それぞれに名乗って競っているようだ。
全国に名を知らしめるためには、どうしても欲しいい肩書らしい。





 友部で乗り換えると、15分ほどで水戸に着く。
真新しい駅舎に多くの乗降客が行きかっている。
水戸の駅前も、思っていた以上に賑やかで、活気があった。
今日の宿は、そんな駅前のビジネスホテルだ。(続)



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