恐ろしく重い課題だ。昨日のNHK「ようこそ先輩」で、「千の風にのって」の作詞、作曲者であり芥川賞受賞者である新井満氏が登場し、その課題をとりあげていた。すばらしい授業だった。観ながら涙が出た。
本当に子供達は純粋で、個人面談をし、ひとりひとりの役割は何か考え出すというもの。別れの疑似体験をするところは身につまされた。
あぁ。こんなの政治家に見せたいなあ。
漢字読み取りテストなんかしてないで、本当に大切な話をしてほしい。
また新井氏が体験した新潟の地震の恐怖を、100万の言葉を話しても、体験したことは伝えられないと言われた。
実は先日、講習会の夜に会食があって、久しぶりに会う仲間と歓談した。
クロさんの奥さんが癌で亡くなった後、どうしても声をかけられなかった。
いつも親しく話すのに、気になっていたけれどわたしの薄っぺらな慰めなんかほしくないに違いないとも思っていた。
けれど、その会食のとき真剣に話を聞くうちに、涙が出て止まらなかった。
2年前に奥さんを亡くして失意の底から、夜眠れなくて身体を疲れさせるために走り始めて、ホノルルマラソンに出るまでの話に泣けた。
癌は脳卒中とかと違って執行猶予があっていいよと言いながら、何回も奥さんと抱き合って泣いたであろうと想像するとまた泣けた。
絶対に、良いわけがない。きっと納得し受け入れなくてはならないので、そういう気持ちになったのだと思う。わたしの憶測の範囲だが、もし脳卒中であれば、長い間苦しまずないですんだと、奥さん思いのクロさんなら、その時もそう言って受け入れるのではないかと思えた。
なぜなら、どんな形でも別れることの悲しみは比べようもないと思えたから。
昨年真剣に万が一のことを考えたから余計に気持ちが寄ってしまった。
新井氏の100万の言葉より・・である。
そう思うと毎日をうかうか過ごしてもいいものだろうかと、ふと考えてしまった。
本当に子供達は純粋で、個人面談をし、ひとりひとりの役割は何か考え出すというもの。別れの疑似体験をするところは身につまされた。
あぁ。こんなの政治家に見せたいなあ。
漢字読み取りテストなんかしてないで、本当に大切な話をしてほしい。
また新井氏が体験した新潟の地震の恐怖を、100万の言葉を話しても、体験したことは伝えられないと言われた。
実は先日、講習会の夜に会食があって、久しぶりに会う仲間と歓談した。
クロさんの奥さんが癌で亡くなった後、どうしても声をかけられなかった。
いつも親しく話すのに、気になっていたけれどわたしの薄っぺらな慰めなんかほしくないに違いないとも思っていた。
けれど、その会食のとき真剣に話を聞くうちに、涙が出て止まらなかった。
2年前に奥さんを亡くして失意の底から、夜眠れなくて身体を疲れさせるために走り始めて、ホノルルマラソンに出るまでの話に泣けた。
癌は脳卒中とかと違って執行猶予があっていいよと言いながら、何回も奥さんと抱き合って泣いたであろうと想像するとまた泣けた。
絶対に、良いわけがない。きっと納得し受け入れなくてはならないので、そういう気持ちになったのだと思う。わたしの憶測の範囲だが、もし脳卒中であれば、長い間苦しまずないですんだと、奥さん思いのクロさんなら、その時もそう言って受け入れるのではないかと思えた。
なぜなら、どんな形でも別れることの悲しみは比べようもないと思えたから。
昨年真剣に万が一のことを考えたから余計に気持ちが寄ってしまった。
新井氏の100万の言葉より・・である。
そう思うと毎日をうかうか過ごしてもいいものだろうかと、ふと考えてしまった。