家事の中でいちばん好きなのは料理だ。
しかし、好きなことと上手というのはチョイ違う。
掃除はきれいになるので掃除をした満足感はあるが、汚れ死ぬことはないと思って後回しにしてしまう。
洗濯は洗濯機がするので、干すだけだ。干すのは好きだがたたんでしまうのは邪魔臭い。
さて、「食堂かたつむり」(小川糸)は、わたしが料理は好きだなんて言った事が恥ずかしくなるほど、食のすばらしさを語る。
はじめは、恋人に逃げられて失語症になった「わたし」から始まるので、これはわたしが読む傾向ではない本だと思った。
しかし、娘がちょいおもしろいというので、本の厚みも薄いしカバンに入れて持ち歩いても軽そうなので「軽そうやね」と、言ったら「軽いしすぐ読めるよ」と、互いに軽いの意味が違っていたが、読み始めた。
親子の確執、飼っている豚。それらがどんどん胸にくる。
意外な展開になっていて、やられた。
これは、さらっと軽く読んで、読後感はわりに重い本だった。
しかし、好きなことと上手というのはチョイ違う。
掃除はきれいになるので掃除をした満足感はあるが、汚れ死ぬことはないと思って後回しにしてしまう。
洗濯は洗濯機がするので、干すだけだ。干すのは好きだがたたんでしまうのは邪魔臭い。
さて、「食堂かたつむり」(小川糸)は、わたしが料理は好きだなんて言った事が恥ずかしくなるほど、食のすばらしさを語る。
はじめは、恋人に逃げられて失語症になった「わたし」から始まるので、これはわたしが読む傾向ではない本だと思った。
しかし、娘がちょいおもしろいというので、本の厚みも薄いしカバンに入れて持ち歩いても軽そうなので「軽そうやね」と、言ったら「軽いしすぐ読めるよ」と、互いに軽いの意味が違っていたが、読み始めた。
親子の確執、飼っている豚。それらがどんどん胸にくる。
意外な展開になっていて、やられた。
これは、さらっと軽く読んで、読後感はわりに重い本だった。