孫が中央公園のプール教室へ行っている間、いつもは彼らの様子を上のガラス張りのギャラリーから見ていたが、今日はその間、歩くことにした。
中央公園は寒く、人っ子ひとりいない。
なるべく坂を選んでせっせと歩く。しかし、頑張ってもあの城に王子さまはいない。
上がりきると、城の上から覗いた滑り台の誘惑に負ける。誰もいないので、滑ってみる。
滑り降りると「あぁ、快感。」だが、セーラー服と機関銃の名台詞とは程遠いシュチュエーションだ。でも、振り返るとやはり快感である。
滑り降りた後、前から歩く人が来た。あわや見られるところだった。快感は冷や汗となった。
さて、その滑り台の前に、今までなかったものがある。この公園は実家の裏なので、自分の庭のように思っていたので、変化に気付くと楽しい。案内板が出来ていた。
まさしく、実家の山から見た景色と同じである。今日は曇っていて見えないが、この景観は、わたしの一番好きな白山である。残念ながら、今暮らしている家の2階からも見えるが、何故か違う。裾の広がりといい、何といっても、忠臣蔵ではないところだ。(電柱でござる。)
脇道にそれると、山道に入る。十分山登り気分である。
アップダウンがあるので楽しいが、少し足元がぬかるんでいるので注意。
あらら、お寒うございます。
何か悩みでも??寂しそうですねぇ。「お構いなく」と、言われそうだ。
ここから鬼ヶ島にでる。雨が降ってきた。プールまでの道中が長い。ちんたらちんたら歩いている場合ではない。でも、「ちんたら」って、一体?
走るのはつらい。登山はしたいが、トライアスロンは勘弁だ。