暑苦しい着物を再び着た。
この暑苦しい集団に、自分も加わっている怖さ。主人にいたっては、薬の副作用のために相当体力がないうえに、介添えや持ち的と機会を与えてもらって、嬉しい反面、昼の休憩では完全にばてていた。無事に終えることができてよかった。
今回は、大きく違うというところはないが、とにかく基本を充実させるように。とのこと。
しかし、大きく違うことがあることが不思議だ。正しいものを伝えれば、そんなに大きくは変わらないのだろうが、誰かがどこかで、少しずつずれていって、伝えている。伝言ゲームのようなものであってはいけないのだが。
大きく違うといえば、過去の伝達で、矢渡しのとき、第1介添えと第2介添えが、矢の受け渡しをするときに、同時に礼(ゆう)をしなくなったときは、ショックだった。
今は当たり前に伝えているが、出会って同時に挨拶するのが美しいと今でも思う。
それと、今回、幕と房の質問が出たが、これは、正しいものを正しく伝承するという上では、正式の姿で稽古をするべきだと思った。まして、県内では格式高い講習会と銘打つならなおさら。会場がわが道場だったので、わたしも気づかず反省だった。
前日には、熱中症対策のお茶の準備にばかり気がいっていた。