カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

マニプリ舞踊公演

2007年05月08日 22時08分59秒 | 音楽・舞踊 / MUSIC & DANCE
 久々にインドの話題 

インドには4大古典舞踊と言うのがある。
バラタナーティアム、カタック、カタカリ、マニプリ。
それにオディッシー、クチプディと
民族舞踊を加えて7大舞踊と呼ばれている。

マニプリとは宝石という意味を持ち、
インドの北東地方でミャンマーとの国境にある
マニプル州の舞踊である。マニプル州は、
第二次世界大戦の時にインパール作戦として知られている。
今回は、州都インパールからメイテイ族の15名のダンサーと
ミュージシャンの人々が来日された。

  面白かったのは、15人のうち女性メンバー7人の名前が
  「デヴィ」さんで、男性メンバー8人が「シン」さんだった事。
  これはメンバーが兄弟姉妹や親戚縁者なのか
  花柳流とかのように流派によって名前が決まっているのか

マニプリを世界に紹介したのは、この舞踊に惚れ込んだ、
詩聖ラビンドラナート・タゴールだったそうだ。

                

写真の様な女性ダンサーの衣装に特徴がある。
ミラーワーク(小さな鏡が縫い込んである)や
宝石をちりばめた円筒形のスカートの上から
レースのフレアースカートを重ねてある。
ダンサーの動きに合わせて、美しい輝きを放っていた。

写真は、クリシュナ神(左側)とラーダ(右側)。

踊り自体は、フラダンスやタイダンスを彷彿させる、
流れるような動きで激しさはない。

ソロや2人ペアのシンクロした踊り、
男女数名のグループの踊りの他に、
剣と盾を持ち戦いながら踊る「タンタ」、
タブラ(太鼓)を抱えて踊りながら演奏する「プング・チョーラム」
と言った様々な舞踊を披露してくれた。(写真下)

          

5月から6月にかけて、日本全国で公演が行われるので、
興味がある方は、ぜひ観に行ってみてください。

スケジュールは コチラ  マニプリ舞踊公演 
コメント (2)
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