カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

モヒニアッタム舞踊公演

2007年05月26日 22時24分59秒 | 音楽・舞踊 / MUSIC & DANCE
インドには4大古典舞踊と言うのがある。
バラタナーティアム、カタック、カタカリマニプリ
それにオディッシー、クチプディと
民族舞踊を加えて7大舞踊と呼ばれている。
・・・と言う訳で  この7つ目には、
みんなオラが村の舞踊を入れているようだ。

さて「モヒニアッタッム」とは、
南インド・ケララ州の伝統舞踊で、
寺院付の踊り子デーヴァーダシーの踊りから生まれた。

モーヒニーとは、乳海攪拌の時にヴィシュヌ神が変身した
絶世の美女の名前でもあるが、「この上なく魅惑的な女性」
「美しさと神的な力により人の心に幻想世界を作る魔力をもつ女性」
と言う意味で、アッタムは踊りと言う意味。

       

モヒニアッタムの踊りは、柔らかい流れるような動き、
流石に魔神達(アスラ)をたぶらかしたモーヒニーだけあって、
優雅で女性的、シナを作るシーンも随所にあった。

音楽はタブラ(太鼓)やパーカッションが中心で、
南インド古典音楽をベースにして即興的。

衣装は、白色に金色の縁取りがしてあるのが主で、
写真の様に頭の左部分で髪を束ねているのも特徴的。
足には鈴をつけているので、
ステップを踏むたびに音がする。

なお、このモヒニアッタムが来日する事は珍しいそうで、
何か得した気分になった。
確かに今まで日本でバラタナーティアム、カタック、カタカリ
マニプリオディッシーは見た事がある。
あとクチプディを観れば7大舞踊を全部観た事になる。

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「ヒマーチャル・プラデーシュ舞踊公演」
オディッシー
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コメント (2)
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