
アルジュン・ランパール観たさであったのだが、
完璧な母親を演じるカージョルに、大人になったなぁ・・・と思った。
もっともアジャイ・デーブガンと結婚し、
現在2人目の子供を妊娠中であるから、
当たり前と言えば当たり前だった。
イケイケ女を演じさせたら右に出るものはいないカリーナ・カプールも、
キャリア・ウーマン姿が板についていたし、
バツイチで3人の子持ちの

キャスティングとしてはバッチリであった。



<ストーリー>

と言う映画である。もしご覧になった方がいらっしゃれば、
コメントしていただければ幸いである。

離婚した夫アマン(アルジュン・ランパール)との間に生まれた、
3人の子供(長女13歳、長男11歳、次女6歳)の良い母親だった。
子供たちも時折会う父親アマンとの時間をとても楽しみにしていた。
(

次女の誕生日にアマンがデザイナーの彼女シュレーヤー(カリーナ・カプール)を
連れて来た事から子供たちとバトルが始まる。
ところがマヤが末期癌を宣告された事から物語りは急変する。
アマンは子供たちの元へ戻り最期の時を共有しようとし、
マヤは自分がいなくなった時の事を考え、
シュレーヤーを迎え入れようとする。
子供たちを通して母親としての思いやり、
そして女としての心の動きが痛いほど解る・・・。
いつしか女同士の友情が芽生える。




母親、父親、継母となる女性との関係を表す、
それぞれの年齢なりの微妙な気持ちのユレも良く演じられていた。

6人の心はひとつとなり、そして家族となった。
この後の最後のシーンは長女の結婚式に飛ぶが、
シュレーヤーはマヤの形見のバングルを贈り、
自分も母親になったと実感する。

上映時間の都合だろうか・・・・。
約2時間とインド映画にしては短かったが。

たくさんインド映画を観てきた訳ではないが、
「たとえ明日が来なくても」を想い出してしまった。
しかし・・・・『インド人に、喝っ!!』
まったくよ~っ、インド人はよ~っ。
どこまでマイペース(自己中心的)なんだよ~っ。
シリアスな場面や感動的な場面、
そこは涙でしょっ!ってシーンでも、
全くお構いなしに携帯電話で話したり、
友達同士の会話で盛り上がって笑ってたり・・・。


(

映画館はお茶の間ではなく、れっきとした公共の場である。
まぁインド人には「公共」などと言う意識はないだろうが・・。
映画館での

または、邪魔な人を好きなだけ

と言う規則にして頂けるとありがたい。


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