カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~We Are Family~

2010年09月04日 16時31分59秒 | 映画 / MOVIE
 久々にカージョルの映画を観た。

アルジュン・ランパール観たさであったのだが、
完璧な母親を演じるカージョルに、大人になったなぁ・・・と思った。
もっともアジャイ・デーブガンと結婚し、
現在2人目の子供を妊娠中であるから、
当たり前と言えば当たり前だった。

イケイケ女を演じさせたら右に出るものはいないカリーナ・カプールも、
キャリア・ウーマン姿が板についていたし、
バツイチで3人の子持ちの カメラマンのアルジュン・ランパール、
キャスティングとしてはバッチリであった。

   LOVE注入 

<ストーリー>

 原作は1998年ジュリア・ロバーツ主演の「Stepmom」(継母)
と言う映画である。もしご覧になった方がいらっしゃれば、
コメントしていただければ幸いである。


 オーストラリアに住むマヤ(カージョル)は、
離婚した夫アマン(アルジュン・ランパール)との間に生まれた、
3人の子供(長女13歳、長男11歳、次女6歳)の良い母親だった。

子供たちも時折会う父親アマンとの時間をとても楽しみにしていた。
  ( 離婚の原因は不明・・・。)
次女の誕生日にアマンがデザイナーの彼女シュレーヤー(カリーナ・カプール)を
連れて来た事から子供たちとバトルが始まる。

ところがマヤが末期癌を宣告された事から物語りは急変する。
アマンは子供たちの元へ戻り最期の時を共有しようとし、
マヤは自分がいなくなった時の事を考え、
シュレーヤーを迎え入れようとする。

子供たちを通して母親としての思いやり、
そして女としての心の動きが痛いほど解る・・・。
いつしか女同士の友情が芽生える。

 ロックする二人のツーショットが見所のひとつ。
            

 3人の子供たちも可愛かった。
母親、父親、継母となる女性との関係を表す、
それぞれの年齢なりの微妙な気持ちのユレも良く演じられていた。

 マヤにとってディワリ(秋に行われるインドの収穫祭) の夜に、
6人の心はひとつとなり、そして家族となった。

この後の最後のシーンは長女の結婚式に飛ぶが、
シュレーヤーはマヤの形見のバングルを贈り、
自分も母親になったと実感する。

 唐突にこの最後のシーンにもって行ったのは、
上映時間の都合だろうか・・・・。
約2時間とインド映画にしては短かったが。

 でも感動した・・・・。良かった・・・・・。
たくさんインド映画を観てきた訳ではないが、
「たとえ明日が来なくても」を想い出してしまった。

しかし・・・・『インド人に、喝っ!!』
まったくよ~っ、インド人はよ~っ。
どこまでマイペース(自己中心的)なんだよ~っ。
シリアスな場面や感動的な場面、
そこは涙でしょっ!ってシーンでも、
全くお構いなしに携帯電話で話したり、
友達同士の会話で盛り上がって笑ってたり・・・。
 

  『死ねっ!!!』  
    (  思わず・・・取り乱してしまいました。失礼しました。)


映画館はお茶の間ではなく、れっきとした公共の場である。
まぁインド人には「公共」などと言う意識はないだろうが・・。
映画館での携帯電話を使用禁止にして欲しい。
または、邪魔な人を好きなだけ殴っても良い、
と言う規則にして頂けるとありがたい。

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コメント (6)
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