ボクシングの観戦記事を書く事で、
日本にいる事がバレてしまうのだが、
福島選手の最後の試合(たぶん)であるからして、
ここは入魂で書きたい。
元東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオン
元日本スーパーバンタム級チャンピオン
福島 学(花形)
36勝(20KO)11敗4分
日本スーパーバンタム級8位
大竹 秀典(金子)
14勝(7KO)1敗3分
上部写真、花束を抱えた後姿が、
元・日本(2000年)&東洋太平洋(2003年)チャンピオンで、
51戦しているベテラン福島選手36歳。
2002年にはWBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦に挑んだが、
オスカー・ラリオスに8RラウンドTKO負け。
以前にも紹介したが、私がホールで観戦していた時、
偶然にも隣り合わせた事があった。
写真を撮ったり、メモしたりしてるの見た彼は、
「僕もフルマークつけてもらえるように頑張ります。」
と言ってくれたのを覚えている。
その時、チャンピオンになった人は、
さすがに謙虚で人間ができているなぁと思った。
まずは現役で50戦以上している事に最大限の敬意を表したい。
8月に日本チャンピオン芹江選手に挑み7回TKO負けし、
引退かと思われたのだが、納得出来る試合内容でなかったようで、
もう1試合・・・と這い上がって来た。
写真右側の赤色のグローブが大竹選手。
試合を見るのは新人王戦以来だから3年ぶりである。
物静かな中にも闘志を燃え滾らせている、平成のラスト・サムライ。
1ラウンド:水を打った様に静まり返ったホール、
大竹選手が前進し距離を詰める。
左ジャブで距離をとるかと思った福島選手だが、
意外にも近距離で打ち合う。お互いに浅く左のリードブローがヒット。
(福島選手:10-10:大竹選手)
2ラウンド:距離を取りたい福島選手だが左ジャブが思うように出せない。
スピードに勝る大竹選手のパンチがシャープに当たる。
福島選手は眉間をバッティングでカット。
(福島選手:9-10:大竹選手)
3ラウンド:傷を負った福島選手がラッシュをかけ前進して右アッパー、
右フックをヒットさせるが、大竹選手が右ボディブローで前進を止める。
ショートレンジで打ち合い互角。
(福島選手:10-10:大竹選手)
4ラウンド:同様の打ち合いだが、大竹選手のパンチが的確。
(福島選手:9-10:大竹選手)
5ラウンド:大竹選手が巧く左ボディから右フックを顔面に打ち分ける。
福島選手も打ち返すがスピードがない。
(福島選手:9-10:大竹選手)
6ラウンド:福島選手が足を使い大竹選手の周りを回るが、
大竹選手の前進に距離をつぶされる。
福島選手は思うように身体が動かず、大竹選手に連打される。
(福島選手:9-10:大竹選手)
6ラウンド終了時点で福島選手が棄権を申し出たため、
大竹選手のTKO勝利となった。
試合後、四方に深々と頭を下げる福島選手。完全燃焼とは言えないが、
これが精一杯のファイトであったように思う。
長い間お疲れ様でした。
GUTS FIGHTING 福島 瀬藤戦
角海老ボクシング 福島 久永戦
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日本にいる事がバレてしまうのだが、
福島選手の最後の試合(たぶん)であるからして、
ここは入魂で書きたい。
元東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオン
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福島 学(花形)
36勝(20KO)11敗4分
日本スーパーバンタム級8位
大竹 秀典(金子)
14勝(7KO)1敗3分
上部写真、花束を抱えた後姿が、
元・日本(2000年)&東洋太平洋(2003年)チャンピオンで、
51戦しているベテラン福島選手36歳。
2002年にはWBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦に挑んだが、
オスカー・ラリオスに8RラウンドTKO負け。
以前にも紹介したが、私がホールで観戦していた時、
偶然にも隣り合わせた事があった。
写真を撮ったり、メモしたりしてるの見た彼は、
「僕もフルマークつけてもらえるように頑張ります。」
と言ってくれたのを覚えている。
その時、チャンピオンになった人は、
さすがに謙虚で人間ができているなぁと思った。
まずは現役で50戦以上している事に最大限の敬意を表したい。
8月に日本チャンピオン芹江選手に挑み7回TKO負けし、
引退かと思われたのだが、納得出来る試合内容でなかったようで、
もう1試合・・・と這い上がって来た。
写真右側の赤色のグローブが大竹選手。
試合を見るのは新人王戦以来だから3年ぶりである。
物静かな中にも闘志を燃え滾らせている、平成のラスト・サムライ。
1ラウンド:水を打った様に静まり返ったホール、
大竹選手が前進し距離を詰める。
左ジャブで距離をとるかと思った福島選手だが、
意外にも近距離で打ち合う。お互いに浅く左のリードブローがヒット。
(福島選手:10-10:大竹選手)
2ラウンド:距離を取りたい福島選手だが左ジャブが思うように出せない。
スピードに勝る大竹選手のパンチがシャープに当たる。
福島選手は眉間をバッティングでカット。
(福島選手:9-10:大竹選手)
3ラウンド:傷を負った福島選手がラッシュをかけ前進して右アッパー、
右フックをヒットさせるが、大竹選手が右ボディブローで前進を止める。
ショートレンジで打ち合い互角。
(福島選手:10-10:大竹選手)
4ラウンド:同様の打ち合いだが、大竹選手のパンチが的確。
(福島選手:9-10:大竹選手)
5ラウンド:大竹選手が巧く左ボディから右フックを顔面に打ち分ける。
福島選手も打ち返すがスピードがない。
(福島選手:9-10:大竹選手)
6ラウンド:福島選手が足を使い大竹選手の周りを回るが、
大竹選手の前進に距離をつぶされる。
福島選手は思うように身体が動かず、大竹選手に連打される。
(福島選手:9-10:大竹選手)
6ラウンド終了時点で福島選手が棄権を申し出たため、
大竹選手のTKO勝利となった。
試合後、四方に深々と頭を下げる福島選手。完全燃焼とは言えないが、
これが精一杯のファイトであったように思う。
長い間お疲れ様でした。
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