カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ダンガル ~

2017年01月19日 22時48分59秒 | 映画 / MOVIE
実在するレスリング選手マハヴィール・シン・フォガートと
その娘達のサクセスストーリーである。

1988年生まれの長女ギータ、1989年生まれの次女バビタ、
1994年生まれの三女リツはアマチュアのレスリング選手であるが、
本作品に選手として登場するのは長女ギータと次女バビタである。

 ダンガルとは、賞金を懸けたレスリングの試合の事で、
劇中で地方の子供の大会で賞金を得る場面がある。



 <ストーリー> 

レスリング選手であったマハヴィール(アミール・カーン)は、
引退して会社員をしている。
息子が生まれたらレスリング選手にしようと思っていたが、
3人目も娘だった時にその夢を諦めた。



ところがある日、近所の人が自分の息子達がいじめられたと家に乗り込んでくる。
マハヴィールは同居している甥がやったのかと思ったら、
なんと長女ギータと次女バビタが犯人だった。

 マハヴィールは思った・・・・。
娘二人はレスリングの才能があるのではないかと。

嫌がる娘たちに特訓を課し(ほぼ虐待に近い。)才能を開花させる。
近所の人からも学校でも嘲笑される二人。
最初はいやいや練習をしていた二人だが、
同級生の結婚式を境に自ら進んで練習するようになる。



ダンガルに参加しメキメキと強くなる二人に、
マハヴィールはアマチュア・レスリングのレールを叩き込む。



ギータは国際強化選手に選ばれ専門機関でトレーニングを受けるようになる。
そこのコーチはマハヴィールの教えを捨てて、
自分の教えに忠実になるように進言する。

都会での生活で変わってしまったギータは家に帰ったおりに、
マハヴィールと衝突してしまうが、国際大会で勝てなくなってしまう。

この辺りからギータに焦点がしぼられ、
父親サイドに立つバビタの登場が少なくなってしまったのだが、
バビタもギータと同じ機関でトレーニングをする選手に選ばれる。

2010年のコモンウェルズ・ゲーム(英連邦のスポーツイベント)の前、
娘達をコーチすべく機関の近くに居を構えるマハヴィール。
それが機関にバレてしまうが、電話でアドバイスを与える。

コモンウェルズ・ゲームで勝ち進むギータ。
しかし決勝の前にマハヴィールは彼を良く思っていない機関側に監禁されてしまう。
マハヴィールなしで試合に臨んだキータは劣勢に陥いるが、
最終ピリオドの終了間際に起死回生の投げ技を決めて逆転優勝する。
表彰式で流れた国歌を監禁された部屋で聞き、優勝を知るマハヴィール。

 

この写真は2010年のコモンウェルズ・ゲームの物だ。
私はバビタの試合を観ていたようだ。
決勝で敗れはしたが見事な銀メダルだった。
ギータの試合は観ていないので映画のような試合だったのか?
マハヴィールが本当に監禁されていたのかは解らない。

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コメント (4)
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