WBA世界フライ級チャンピオン WBA世界フライ級7位
ユーリ阿久井 政悟(倉敷守安) タナンチャイ・チャルンパック(タイ)
20勝(11KO)2敗1分 25勝(15KO)1敗
写真右側:黒色のトランクスが阿久井選手。
写真左側:黄色のトランクスがチャルンパック選手。
1ラウンド:阿久井選手が左ジャブから右ストレートをボディへ。
チャルンパック選手はガードを固めて前進し左ジャブ、右アッパー。
阿久井選手のワンツー。チャルンパック選手は手を出さずに見ている。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
2ラウンド:阿久井選手が前進して左ジャブ、チャルンパック選手は
左アッパーから右ストレート。阿久井選手のワンツー、チャルンパック選手は
ワンツーから左ボディ。阿久井選手が左ジャブで先手を取りワンツーを当てる。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
3ラウンド:左ジャブから前に出る阿久井選手。チャルンパック選手は
ワンツー、左フック。阿久井選手がワンツーで主導権を握る。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
4ラウンド:阿久井選手がガードを固めて前進して左ジャブを突く。
チャルンパック選手は右ストレートをボディへ、そしてワンツー。
阿久井選手はワンツー主体に当てる。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
5ラウンド:阿久井選手が左ジャブで前進、チャルンパック選手の
ワンツー。阿久井選手がプレッシャーをかけて左ジャブを当て続ける。
チャルンパック選手もワンツー。阿久井選手のペース。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
6ラウンド:阿久井選手が前進してワンツーでロープに詰める。
さらに左アッパーで追って行く、チャルンパック選手は下がりながら
ワンツーを返す。阿久井選手が押しているが詰め切れない。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
7ラウンド:阿久井選手が前進して左ジャブ、チャルンパック選手は
下がりながら左アッパーを返すが策がない感じ。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
8ラウンド:阿久井選手の左ジャブ、チャルンパック選手はワンツーから
左アッパーを当てる。阿久井選手は休んでいるのか攻撃しない。
(阿久井選手:9-10:チャルンパック選手)
9ラウンド:阿久井選手の左ジャブ、チャルンパック選手は左右フックから
左ボディ、右アッパー。頭をつけて打ち合うがチャルンパック選手が連打。
(阿久井選手:9-10:チャルンパック選手)
10ラウンド:阿久井選手の左ジャブ、チャルンパック選手は左右フック、
左ボディ、右アッパーと攻撃し下がらず頭をつけて打ち合い、
この距離ではチャルンパック選手の攻撃が目立つ。
(阿久井選手:9-10:チャルンパック選手)
11ラウンド:阿久井選手が左ジャブから前に出ると距離が縮まる。
チャルンパック選手が、左右のアッパー、フックが当たる。
(阿久井選手:9-10:チャルンパック選手)
12ラウンド:阿久井選手が左ジャブで追う。チャルンパック選手の
左アッパー、左フック。阿久井選手の左ジャブ、チャルンパック選手は
左右アッパー。阿久井選手はワンツーを当てる。
(阿久井選手:10-9:チャルンパック選手)
私の採点は116-112で阿久井選手。公式採点はなんと割れて、
113-115で1者がチャルンパック選手を支持、
115-113、117-111で2者が阿久井選手を支持した。
2-1の判定で阿久井選手が辛くも防衛した。
確かに阿久井選手は8ラウンドからペースを抑えたのか攻撃に出ず、
チャルンパック選手が盛り返した感じではあった。
それでもチャルンパック選手が優勢とはみえなかったけれど、
世界にはいろんな見方があるので、
勝敗が決するまで力を抜いてはいけないと言う事だろう。